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私の痛風の原因はストレスと肥満です(実例)

 

この記事は痛風の持病を持つ40代の男性に書いていただきました。

「初めての痛風発作が手に現れた珍しい例。骨折と思うほどの激痛」の続きです。

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 家族に痛風を持っている人も無く、今までの人生では痛風という言葉さえ意識した事がありませんでした。家族からも「同じ食事をしているのに、あなただけ痛風なんて…」と本当に不思議がられています。

 しかも、痛風発作は初めは足に出るのが通常ですが、私は手に出ました。そのことも「お前変わっているねー」と言われる理由です(笑)

 痛風でイメージするのは「ビール好き」くらいでしたが、私のような一年の内3~4日位しかお酒を飲む事がない人が痛風になるとは夢にも思っていませんでした。

 しかし、ネットなどでよくよく調べてみると食生活も痛風の原因になると書いてありました。私はプリン体が多い魚の干物(ちりめんじゃこ や しらす干しが大好き)、鶏肉、豚肉、牛などのレバー、いわしは普段から好んで食べていて、なるべくしてなったということでしょう。これらを食べてはいけないと言われると食べられるものが無くなってしまうのではと思う程、日常普通に食べていました。

 先生には
「食べ物以外にも痛風の原因があります。それはストレスです」
「肥満の人は痛風になるリスクが高まりますので、少し痩せましょう」
と言われましたが、確かにその通りです。

 そして、何より仕事のストレスが大きかったことは思い返すと納得がいきます。私の仕事は設計の仕事なのですが、痛風発作が出た1カ月前から、納期が迫っていることで残業が続き、睡眠時間は1日4時間ほどしか取れませんでした。家に帰れずに会社に泊ったことも何度もあります。

 そして、先生から言われた痛風の原因である肥満ですが、私は170センチ、70キロで小太り気味です。ストレスから好きなレバーや魚の干し物などを含めてたくさん食べていたことで太ってしまったのだと振り返って考えるとそう思います。

 先生からは痛風に良くない食べ物の一覧の紙をいただき、「アルコールが痛風には良くないのでお酒だけは控えるように」と言われました。お酒はそもそも飲まないので心配はいりませんでしたが。

 やはりあの痛みはなった人にしか分からないと思いますが、二度となりたくないと思うほど強烈です。世の中には、懲りずにお酒を沢山飲んで繰り返している人もいますが、私にはとても信じられません。

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痛風後の生活

 痛風発作からこの冬で一年となります。痛風になった事はショックでしたが、おかげで50才になる前に色々生活改善が出来た事はラッキーでした。多分痛風にならなければ、大好きな魚の干し物やレバーを極端に食べ続けたり、ストレスも解消しようとせずに食べ過ぎてしまい、きっと違う生活習慣病になってしまったのではと思っています。

 痛風発作後は体質の可能性もある事から生活習慣を見直すきっかけとなりました。今まで不規則だった食生活が朝、昼、晩の三食を食べるようになった事、暴飲暴食は一切無くなり決して大盛りを食べる事もありません。大好きな魚の干し物やレバーを食べる回数も非常に少なくなりました。全く食べなくなるとストレスが大きくなるので、月に1、2回は食べています。

 尿酸値を下げる為にはオシッコの量も必要と聞き、水分を摂る量が増えました。今までは喉が渇いた時くらいしか飲まなかったのが、1日平均2リットルの水分を意識して摂取するようになりました。前は会社にいると座りっぱなしになる事が多かったのですが、自然とトイレに行く回数が増えるので立ち上がる事も多くなりました。

 運動についても若い頃以来全くなんの運動もしていませんでしたが、会社の行きと帰りに一駅前で乗り降りしてウォーキングをするようになりましたそうなってくるとちょっとした筋トレもやりたくなり、自宅で腕立てや腹筋などを行うようになりました。結果体重も3キロほど減りダイエットも出来てしまいました。

 痛風は本当に痛くて痛くてたまりませんでしたが、振り返ってみると生活習慣が変わり、いい事もたくさんありました。ただしやはり二度とあの痛みはいやなので今後も食事や生活習慣に充分気を付けて生活していこうと思っています。

[参考記事]
「痛風経験談 南さん編①私の痛風の原因は酒とストレス」

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