この記事は30代の男性に書いていただきました。
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僕は現在30代の半ばですが、初めての発症は29歳の時でした。18歳の時に行なった会社の健康診断時には尿酸値が9.8あったので「気をつけてね」とは言われていたのですが、10年以上も何もなかったので気が緩んでいました。
急に足首が腫れてきたので、どこかに足をぶつけたかな?と思いましたが、その覚えはありませんでした。その日の内にみるみる腫れてきて、まともに歩けなくなりました。無理に歩こうとすると、その度に関節に痛みが走ってまともに歩けません。
何も分からずとりあえず次の日に医者に行く事にしました。
病院の様子
次の日は、足が腫れて自分の靴が履けませんでした。サンダルを履いて引きずる足で病院に行きました。
血液検査の結果はすぐには出ませんでしたが、「恐らく痛風でしょう」と告げられました(後日、血液検査の結果、尿酸値は9.5と判明)。問診で、食べた物や生活習慣を聞かれましたが、余りにも乱れていたため医者は苦笑いでした。ビールを大量に飲むし、レバーも大好き、もう痛風になってもしょうがないかなって感じです。
また、前日に激しいスポーツをしたことで、それがきっかけで痛風発作が出たのではないかとのこと(激しい運動は痛風には良くない)。
しかし、18歳時には既に尿酸値が高かったことで、体質も関わっているのではないかとのことです。尿酸が溜まりやすい人、尿酸が排出されにくい人、その性質を両方持っている人、様々いるようですが、私もそのどれかに当てはまっているのではないかと言われました。
さらに医師は合併症の話をされ、尿酸値が高いままだと腎臓が将来悪くなるから気を付けるよう言われ、薬をもらってその日は帰りました。
その後
痛風発作が起こってから一週間ぐらいは痛みが続きました。その後、尿酸を出すため水分を多く摂ったり、食生活も気を付けていたのですが、残念ながら、尿酸値は改善されず。
医者は尿酸値を下げる薬を処方するか聞いてきました。飲み出すとずっと飲まなきゃいけないのでどうするか聞かれたので、私は「痛風発作は1回しか出ていないので、生活改善で頑張ります」と言ってなんとか薬は飲まずに過ごしています。
今は
1回しか痛風発作は出ていないのですが、相変わらず尿酸値は9.5前後です。お酒は付き合い程度で少量ですし、食生活もレバーなどプリン体が多い物を食べないようにしていますが、こんなにも尿酸値は高いのです。やはり、体質の影響が大きいのだと感じています。
ですが、体質だからといって、放っておくことは良くないので、最近は積極的に食生活の改善に取り組んでいます。例えば、野菜や海藻を多く食べて尿をアルカリにし、尿酸を排出しようと頑張っています。後は水分を1日2リットル飲んでいます。
先ほども書きましたが、尿酸値がずっと高いままだと腎臓が悪くなるので、最悪、人工透析にもなる可能性があります。そうすると生活の質が大きく下がるので、これだけは避けたいです。どうしても、尿酸値が下がらない場合には薬の服用も考えないといけません。ですが、副作用の影響も考えると踏み切れません。
まだ30代の半ばと若いので、生活改善を頑張り、それでも痛風発作が出るようであれば、薬の助けを借りるかもしれません。
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