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痛風を治すために医師から受けた指導

この記事は40代の男性に書いていただきました。

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■どこが痛いのか

 何の前触れもなく、足の親指の付け根などの関節が痛み出したことはありませんか?それはまさに痛風の症状です。患部は赤く腫れ上がり、激しい痛みで足を動かすこともできない状態になります。私も足の親指に痛風発作が起こりました。

 痛風という名前の通り、風に当たるだけで激痛が走り、痛みは1週間程続きます。10日ほど経つと何事も無かった様に回復しますが、治療せずに放っておくと半年から1年毎にこの症状を繰り返します。ひどい場合、足の親指以外の関節だけでなく肝臓にも症状が広がり、肝臓の動きが悪くなることで尿毒症が起こります。

■どのような薬をどれくらい飲んでいるのか

 ザイロリックという尿酸値を下げる薬を飲むのが一般的です。ザイロックという錠剤を1日あたり2回飲むケースや、フェブリクを1日あたり1回朝のみ服用するなどです。

 病院によって処方される薬は違いますが、私はザイロリックを飲んでいます。

■痛風前、痛風後はどのような食事や食生活を送っているのか

 痛風前は毎日アルコール類、特にビールを好んで飲んでいました。食事は新鮮なお刺身、イクラ、シラス、カツオ、マグロ、イワシなど、昼食時はピザ、ハンバーグ、パスタを食べ、牛丼、照り焼きチキンも好んで食べていました。お酒を飲む時はレバーやモツ煮込みを嗜み、締めはやっぱりラーメンという状況でした。

 ビールのプリン体やアルコール自体が痛風に良くないと知ってから2年位ビールを止めていましたが、アルコールの誘惑に負け、焼酎の水割りにはレモンを垂らし、毎日1杯だけと決めて飲み始めました。会社や友達の仲間と飲む場合はノンアルコールビールを飲むように心がけました。かなり節制をした生活を送ることになりましたが、それでも付き合いの飲みに行くことはできました。

 インターネットで痛風に良くない食べ物を調べたところ、カツオはプリン体が多いということだった為、なるべく量を減らして食べるようになりました。痛風になる度に、痛みのある期間とその後1~2ヵ月は、とても注意するようにしています。しかし、また同じ過ちを繰り返し、次の痛風を招いてしまっています。

■医師にどのような指導を受けたか

 尿酸は水に溶ける性質があり、尿で外に出す量を多くする為、水を積極的に飲むように言われました。また、尿をアルカリにし、尿酸を溶けやすくするために海藻類も積極的に摂取するように言われました。

 プリン体の多い食べ物である内臓係(レバー、モツなど)、干物やカツオ、イワシを食べないようにも言われました。また、アルコールも痛風には良くないと言われたので、控えることにしています。

 減量して標準体型になることも勧められ、肥満体型をより標準に戻すことで体内の尿酸の生産量を抑えることができるようです。当たり前のことなのですが、一日に摂取できる適正エネルギー量を超えるのは良くありません。痛風患者の多くが肥満傾向にありますので、人らしい生活と言いますか、食べすぎには要注意です。

 食事制限というより、一般的な食事生活を送るという感じでしょうか。その上で、し好品であるお酒を嗜むこともしたい方はプリン体がカットされている製品を使用するなど、ダメージを減らす感覚で行うと良いのだと思います。

 水分を多く摂るというのも、ジュースやスープ等で水分を摂るのではありません。あくまで飲料水、麦茶などの水分が良いのです。近年カロリーゼロのジュースが流行っていますが、身体の調子を整える為に摂取する水分としては、やはり飲料水、麦茶等が良いでしょう。普段の不摂生などから派生することが多いのが痛風という病気です。生活習慣を見直し、より健康となることで病気も改善していきます。

[参考記事]
「痛風発作は20年前の1回のみ。食生活改善の効果とは」

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