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尿酸値が高いまま放置した結果、痛風へ。原因は酒とラーメン?

 

この記事は40代の男性に書いていただきました。

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尿酸値が高くても大丈夫となめていました

 私が痛風を発症したのは40歳の時でした。現在42歳ですが、これまでに2度発作を経験しました。それまでの健康診断では尿酸値が10mg/dLを下回ることはなく、医師からは「このままじゃ痛風になりますよ」と注意を受けていましたが、当時の私は無視をしていました。

痛風発作は突然に・・・

 事の発端はバスケットの試合の後でした。その試合で左足のアキレス腱辺りに痛みを感じ途中退場、帰宅後やけ酒を飲み始めました。今思えば怪我ではなく痛風発作でした。痛風発作時にお酒を飲むという暴挙を行っていたのも、知らないからできたこと。時間が経つにつれて足の甲がみるみるうちに腫れていき、激痛で寝返りを打つこともできず、終いには歩けなくなってしまいました。

そして病院へ・・・

 それでも、怪我したことからの捻挫痛だと思い整形外科を受診。レントゲンを撮ってもらったところ、「折れてもいないし、何もありません。原因不明です」とのことでしたので、痛み止めのロキソニンをもらい帰宅しました。

 しかし、こんなにも痛いのに何もない訳がないと思い、内科を受診。尿検査にてバッチリ「痛風」と診断されました。その時に処方してもらったプレドニゾロンは効果抜群で、一歩を踏み出すことに5秒くらいかかっていた私の体が、潮が引くように痛みも緩和し、何とか歩けるようにだけはなりました。この薬は強い作用があるので、飲み過ぎないでくださいと念を押されました。

痛風の診断を受けて・・・

 まずは食生活を見直しました。それまではだいたい350ml缶ビールを1本、焼酎をロックで5杯くらい毎日飲んでいたと思います。また食事の面では毎週金曜の居酒屋、土日は必ずラーメンを食べ、そして通常の食事では満腹になるまでご飯は3杯おかわりをするような生活でした。

 芸能人の華原朋美さんがラーメンを食べすぎて痛風になったと言っていましたが、ラーメンの汁にはプリン体が多く含まれているのです。私は汁まで飲み干していました。こういう生活が積み重なって尿酸値が10mg/dL以上という結果になったのでしょう。

 ですので、まずお酒を止めました。ビールにはプリン体が多く含まれているから飲まないようにとは聞きますが、先生に言わせるとアルコール自体も痛風に良くないとか。

 そして、食事は大食い生活を止めて、海藻・大豆類・野菜を多く摂りました。野菜を多く摂ると尿酸が尿に溶けやすくなるそうです。そして、痛風患者には耳にタコのプリン体ですが、レバーや干物以外は食べないように気を付けていたくらいです。

 また、排尿頻度を上げるために1日2リットルのこまめな水分摂取を心がけました。ペットボトルを利用すれば飲んだ量もわかりやすいのでお勧めです。

 その結果、半年で体重は80kgから72kgと減量に成功しました。痛風にならないための食事を食べていただけで減量できたので、ダイエットをしたという感覚はありませんでした。

しかし、2度目の発症

 あの痛みはもう御免だと思い、日々頑張っていたのに1度目の発作から3か月後、2度目の発作を発症。正直ショックでしたが、いろいろ調べていくと本質は決して暗いものではありませんでした。尿酸値が下がり出す時にも発症するときがあるのです。1回目と違い、激痛はあるものの痛み自体は2日で消えました。

それからの私・・・

 アルコールについては毎晩は飲まないにしても週に1回くらいはストレス発散に飲んでおります。ストレスも痛風発作の原因と言われていますが、仕事に対するストレスからか、足首や薬指にチクチク感が出る時があります。

 ストレスだけは「溜めないように気を付けてください」と言われても難しい面があるので、困っています。「お酒を飲まないように、プリン体を摂りすぎないように」は簡単ですが、ストレスを解消するためには仕事を辞めなくてはならないので、それは無理です。

 でも、今のところ痛風の合併症はありませんので、決して油断しないよう飲酒の頻度などには特に注意しています。

[参考記事]
「ラーメンを食べすぎると痛風の原因になるの?」

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