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痛風体験談大西さん編③生活習慣の改善に着手。水分管理の大切さ

この記事は

「痛風体験談 大西さん編②悪夢の痛風発作。布団が触れても痛い」

の続きです。 

…………….

 若いころは健康が当たり前で、自分の身体のことを何も気にすることはありませんでした。しかし、仕事上での付き合いなどでお酒を飲む機会が多く、暴飲暴食に明け暮れた日々を送ってきたことから、生活習慣病であるメタボ予備軍の仲間入りとなってしまいました。

 その結果、脂肪肝が懸念され、また、痛風を引き起こした苦い経験や最近、検査入院で無呼吸症候群が判明したことを踏まえ、生活習慣の改善に取り組むことを決意しました。

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生活習慣の改善への取り組み1

 そこでまず取り組んだのが、痛風対策として、主治医と相談して体内で尿酸を作る酵素の働きを抑え、血液中の尿素の量を低下させる薬(フェブリク錠)を処方してもらい、尿酸値をコントロールすることにしました。

 そのうえで、アルコール(特にビール)の摂取を原則、週に1回に制限し、飲む際は多くの水を摂るようにしています。また、痛風の要因となるプリン体を多く含んだ干物系魚類、丸干しは私の大好きな食べ物で全く食べないとなると逆にストレスとなるので、食べる量や回数を少なくすることにしました

 その他の対策としては尿酸の排出を促すため、水分を多く摂ることを意識し、最低1日2リットル以上の水を飲むようにしています。医師の情報によるとプリン体は、汗ではなく尿によって排出されるということなので、運動した後や夏など汗を多くかいた時は、尿の量が減らないように多くの水分摂取に心がけています。

 水分を多く摂ることの必要性は、過去3回体験した痛風発作の時期(春の後半から初夏の気温が急に上がる時期)からも納得がいきます。汗をかきすぎて尿の量が少なくなったことが原因で、痛風発作が起こったと考えています。よく聞く話として、外で肉体労働する人に痛風が割と多いということは汗をかきすぎて(尿が少なくなり)、体内の尿酸値の濃度が上がることが原因でしょう。

[参考記事]
「痛風にお風呂やサウナは良い悪い?」

生活習慣の改善への取り組み2

 私の場合は痛風とともにメタボと脂肪肝及び無呼吸症候群といった生活習慣病を併せ持っているため、運動と体重の減量は大切な課題となっています。痛風は肥満の人に多く表れるので、体重を減らすことは大きな意味があるのです。

 ですので、1日約10キロのウォーキングと三食のうち一食をスムージーとし、運動の前後に水分を多く摂るように努めています。改めて感じることですが、熱中症然り、痛風然り、人間の身体にとって水分量の管理・コントロールすることの重要性を再認識しています。

 これまでの自分自身の生活習慣を振り返って痛感することは、人間は苦痛を体験しても「のど元過ぎれば何とやら」というように、その経験を糧にしないことが一番愚かなことであります。

 ですので、生活習慣を改善するために重要なことは、自分が営んでいる生活における様々なことについて「強い意識」を持つということ、また、体にとって悪いことは即座に止め、良いものはすぐに実践する「決心」が大切であると感じています。

[関連記事]
「痛風体験談 大西さん編①会社の健康診断で尿酸値が8以上」

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