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父からの遺伝で私も痛風に(実体験)

 

この記事は50代の男性に書いていただきました。

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◆痛風発作の始まり

 私は今50代ですが、痛風を発症したのは42才、まさに「厄年」のときでした。始まりは、ある日の午後、左足親指の付け根が痛くなってきたことです。靴下を脱いで見ると、わずかに赤くなっており、これを見て私は痛風を直感しました。

 予想通り、夜になると患部は真っ赤に腫れ上がり、氷を当てれば痛みはいくらか緩和されますが、腫れた部分が沈静化する気配すらありません。

 とにかく、この痛さときたら凄まじいもので、パジャマのズボンが触っただけで飛び上がるほどで、また熱を持っているために、真冬なのに足を外に出して寝られるほどです。

 実際には、足を動かすたびに激痛が走り、痛くてたまらないので、2時間も経たずに目が覚めます。結局この痛みは、絶えることなく1週間続きました。

◆痛風が起きる原因の一つは、遺伝

 さて、なぜ私が足親指痛みから即座に痛風を直感したかと言うと、私の父親も中年以降に痛風になっており、父親の話を聞いたり様子を見たりして、痛風ではどんな症状が起きるかをつぶさに知っていたからです。

 私も父も、体型はがっちり型です。痛風を発症した50才頃の父は身長165センチで体重75キロ、42才の時の私は身長175センチで90キロありました。

 痛風の原因には遺伝の可能性もあるということをこのサイトで読みました。それによると「尿酸値に影響を及ぼす遺伝子」は存在するとのこと。詳しくは説明しませんが、私もこの遺伝子を父から遺伝しているのかもしれません。

◆遺伝もあるが、食生活も原因

 発症してから2、3日後、痛みをこらえながら病院に行き、血液検査と尿検査をして尿酸値を測定しました。何と血清尿酸値は9.0mg/dlでした。7.0 mg/dlが上限ですから、医師から「痛風になって当然」と言われました。

 ここで注意しなくてはいけないのは、痛風になる原因には遺伝もありますが、家族であるがゆえに「食生活も同じ」ということも理由の一つです。肥満も痛風の原因の一つですが、私の家族も皆、太り気味ですので、そういう理由からも痛風を発症したのでしょう。

 そこで私は、食生活を見直しました。痛風になる前は暴飲暴食が多かったのですが、魚と野菜メインに切り替え、尿酸排出を促進させるため水分を1日2リットル飲むように心がけました。

 すると自然に体重は5キロ減り、薬の効果もあってか、尿酸値は7.0まで下がりました。

◆痛風の本当の怖さは何か

 自分が痛風になってからは、痛風についてあれこれ調べてみました。痛風についてよく言われるのは、「痛みの王様」というほどの激しい痛みですが、痛みは1週間もすれば嘘のように消えてしまいます。

 本当の怖さは違うところにあります。生活の改善を適切に行なわないと、高い血清尿酸値により内臓に深刻なダメージを与えてしまうのです。

 それはどこかと言うと、腎臓です。腎臓は、体内を循環する血液を濾過する器官で、その結果、尿ができることは知られていますね。しかし、体内尿酸濃度が高いと、腎臓で血液内の尿酸を濾過しきれず、尿酸が腎臓に溜まってしまうのです。

 例えて言えば、エアコンのフィルターの汚れを放置しておくと、フィルターの表面に汚れがびっしりと付いてしまうようなものです。結果、腎臓は本来の働きができなくなってしまいます。最悪の場合には、人工透析をしないとなりません。

 こうならないためには、プリン体の摂取を減らすことと尿酸排出を良くすること、それにはまずは食生活を見直して暴飲暴食を止めることです。もちろん、アルコールもほどほどにしないと痛風は予防できません。

 薬に頼って食生活を変えない人もいますが、それでは他の病気にもなりかねないので、この発想は危険です。痛風は高血圧や糖尿病と合併して現れることが多く、薬で痛風を予防しても他の病気は防げません。ですので、まずは「食生活」を整えましょう。

[参考記事]
「痛風は遺伝するの?」
「痛風になると腎臓が悪くなって人工透析になる可能性がある?」

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