広告

Read Article

激しい運動の後に、イカ、酒、ホルモンを摂ったら次の日痛風

 

この記事は30代の男性に書いていただきました。

………………..

 私は4年前に痛風を発症しましたがその時の体験を紹介させていただきます。4年前の夏、仕事が大変でかなり忙しい毎日を過ごしていました。そのような忙しい毎日を送りながらも運動不足は良くないと思い、久しぶりに運動をしました。

 高校、大学と部活をしていたこともあり、がっつり自分を追い込むようなトレーニングをしてしまいました。たまたま、その日の夜に飲み会もあり、ホルモンとビール、メンバーの一人が釣好きでイカがたくさん釣れたので、それをおかずにその日はとても楽しくお酒を飲むことができました。

 激しい運動、ホルモン、ビール、イカはどれも痛風には良くないのですが、当時の私はそういう知識もなく、美味しくいただきました。食品100g当たりのプリン体が200mg以上であると「高プリン食」になるのですが、
スルメイカは約
180mg
ヤリイカは約160mgくらい
ホルモンの中の豚レバーは約280mg
ビールは意外とプリン体が少ないのですが(メーカーによって違いますが350mlでプリン体は20mg前後)、アルコール自体が痛風に良くありませんので注意が必要です。

広告

次の日、足に違和感

 次の日に足の指先(左親指の内側)に違和感を感じましたが、特に痛いわけでもなかったので気にしていませんでした。それから2日後くらいに痛みを感じるようになり、「あれ?この前運動した時に突き指したのかな?」と思っていました。

 さらに翌日の朝になると親指の付け根がパンパンに腫れており、骨折したのではないかと思うくらい激痛がありました。この状態や飲み会の話を職場の先輩に話したところ、「それはほぼ痛風で間違いない」と言われました。

受診した結果・・・

 先輩に言われた事とあまりの痛さに受診することにしました。この時には痛風かどうか確定していないということと、運動による痛みかもしれないので、とりあえずかかりつけの整形外科の先生に診てもらいました。

 レントゲンも撮りましたが骨にはまった異常がなく、病院の先生の問診で数日中の生活について話したところ「正確には採血をして尿酸値を測定してみないと言えないが、親指の内側に痛みがあり、骨には異常がないのでほぼ痛風で間違いないです。親指の内側の痛みは痛風の発症場所の王道です」と診断されました。

 それから、薬を飲むと尿酸値を下げることができるが一度飲めば良いというものではなく、これからずっと飲んでいかなければいけないこと、薬を飲まないのであれば普段から尿酸を上げないように気を付け、生活をするしかないと告げられました。これからずっと薬を飲む選択肢が私にはなかったので、普段の生活で気を付けていくこととなりました。

 発症中は処方された痛み止め(ロキソニン)を飲むと同時に、水を大量に飲みたくさんおしっこをして尿酸値を下げていくということをしました。そうすることで私の場合7日~10日くらいで痛みがほとんど和らぎ、いつの間にか痛みがなくなっていました。

2度目の発症・・・

 初めての発症から3年後痛風発作が再来しました。2度目は思いつく原因が考えられなかったのですが1度目の経験から、「これはひどくなる」と予想がつきました。案の定、2日後には激痛が走り病院へ行くことにしました。

 2度目ということで採血による尿酸値の検査を行い結果を見てみると正常値より高い(尿酸値は8.2)ということで痛風が確定しました。処置としては1度目と同じで痛み止め、大量に水を飲むということで対応しました。

 先生には「痛風になりやすい人は激しい運動はしないほうがいいよ。それと大きなストレスもダメ」と言われました。1度目の発症と同じく、数日前に激しい運動をしていた、仕事が大変で大きなストレスを抱えていたという痛風になるべくしてなったという状況ができていたのでした。

[参考記事]
「痛風になりやすい食べ物(食品)、なりにくい食べ物」

URL :
TRACKBACK URL :

LEAVE A REPLY

*
*
* (公開されません)

Return Top