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痛風を繰り返す人の生活パターンと行動パターンとは

この記事は40代の男性に書いていただきました。
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痛風発作を繰り返す人の典型的な生活パターン

 44歳の男です。痛風になってからかれこれ4年ほど経ちます。初めての痛風発作は40歳の時でした。

 当時の会社では倉庫現場での責任者をしており、200名ほどのスタッフを抱えて指揮系統やクライアントとのやりとりをしている中で、毎日大きなストレスがかかっており、アルコール付きの暴飲暴食をくり返す日々でした。

 暴飲暴食、アルコール、ストレスのセットによって痛風発作が起きましたが(この3つは痛風を起こす人の生活パターン)、私の場合は左足首のくるぶしが大きく腫れあがりました。この時には段々と痛みが激しくなりくるぶしが腫れ出しましたが、最終的にはほとんど歩く事ができずバケツに水を張り、足を冷やしました。

 これが痛風発作だと知らず、どこかで捻挫でもしたかな?と考え、急いで会社近くの接骨院に行きました。

 レントゲンを取ってみたところ骨などに異常はなかったので、血液検査をしました。結果は後日とのことでしたので、その日は痛み止めのシップを貼ってもらい、松葉杖を借りて帰宅しました。

自分が痛風と知りショックを受ける

 2日後に改めて接骨院に行き検査結果を聞いたところ、痛風という診断でした。まさか自分が痛風になるなんて思ってもいなかったので、とてもショックを受けてしまいました。

 血液検査のデータを見させてもらった所、尿酸値が基準値を大きく上回り、通常は3.7~7.0(男性)なのですが、私の場合は10.2という数値でした。毎日の暴飲暴食と運動不足が重なり、今回の痛風を招いたという医師からの説明でした。

 これからは食事を見直し、水分をとにかく多く摂ること、お酒はほどほどにして休肝日を設けることなどを言われ、このままでは尿路結石や慢性腎臓病などの合併症を引き起こす可能性があると強く注意されました。

 病院で処方された薬は痛み止めであるロキソニンと尿酸が生成されるのを抑えるアロプリノールという2種類の薬でした。とりあえず痛みがあるうちはロキソニンだけを服用し、痛みが取れてきたらアロプリノールを服用するようにと説明を受けました。

痛風発作を繰り返す人の典型的な行動パターン

 痛みがまだあったので約8時間ごとにロキソニンを服用したところ、5日ほどで痛みは引いていきました。それからはアロプリノールを朝晩2回服用していきました。

 痛みがあるうちは食事内容などにも気をつけ、休肝日も設けたりしていたのですが、痛みが無くなり足の腫れも無くなった時、食事やお酒をガマンしていたのでついついまた好きなだけ食べて飲んでの生活になってしまいました。運動もまったく行いませんでした。

 それから投薬のおかげかしばらく痛風発作は起こらなかったので、いつしか投薬も止めてしまい、ほとんど元の生活に戻ってしまいました。そのせいで、初めての発作から約8か月後、痛風発作の痛みが再度現れました。最初は大丈夫だろうと思っていましたが夜の時間帯になるにつれ痛みが段々激しくなり、急いでロキソニンを飲みましたが痛みがあまり引かず、その夜は痛みでほとんど眠ることができませんでした。

 これはまさしく痛風発作を繰り返す人の典型的な行動パターンです。

しっかりと治すことを決意

 次の日に急いで病院に行き血液検査の結果、やはり痛風でした。8か月前に発作が起きて以来、病院に行かず薬ももらっていなかった為、また同じロキソニンとアロプリノールを処方してもらい、改めて反省し本気で痛風を治そうと思いました。

 それからは
●休肝日を水曜と月曜に設定
●あまり
夜遅い時間に食事は摂らない
●野菜を
多めに(尿酸を排出しやすくするため)
を目標に生活習慣の改善を始めました。

 仕事のストレスは相変わらずですが、食事と飲酒を控え薬の服用をしっかりした結果、その後は軽い痛風発作は時々ありましたが大きな発作は出なくなりました。

 薬のおかげか尿酸値はかなり下がり数値は4.9くらいになり、ホッとしました。今もまだ医師の指導の元薬の服用を続けていますが、少しづつ減薬していこうと言われ、現在は3日に一度の服用で様子を見ています。痛風発作の痛みは強烈ですので、やはり医師の言いつけは守らないといけないと強く感じ、完治に向けて取り組んでいます。

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