この記事は30代の男性に書いていただきました。
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僕は今35歳のサラリーマンですほぼ毎日晩酌しているのですが、初めて発症したのはちょうど30歳になったくらいでした。
朝起きると、左の足首が見たこと無いぐらい腫れ上がって歩けない程でした。とても普通に歩ける状態ではなく、とりあえず職場に着いたものの、痛すぎて会社の上司に事情を説明して整形外科に行きました。
足が痛い理由は分からず、建築系の仕事をしている僕は前日にハシゴの上り下りをしていたので、「もしかして、これかな?」くらいの認識しかありませんでした。その時はまったく気づかなくて、知らぬ間に捻挫をしてしまったと思ったので整形外科に行くのが間違いないと思いました。
~病院で~
血液検査をして、レントゲンをして医者の診察を受けました。捻挫だと思っていた僕に、衝(笑)撃の一言・・・・。
「君の来る所ここじゃないねぇ(苦笑い)恐らく痛風だよ」
最初、お医者さんが何を言っているのか理解できませんでした。まだ30歳になったばかりだったので痛風だなんて夢にも思いませんでした。その後その整形外科のお医者さんは僕に、湿布と痛風についての小冊子をお土産にくれました。
よくよく考えてみると、来月引越しを控えていた僕は、2日前の晩に冷凍庫の整理をしていました。冷凍庫には、友達から貰った白子のお土産が入っていました。しめた!と思った僕はその白子を酒のツマミしたのでした。白子のプリン体は100g当たり300mgを超えており、食べ物の中ではトップレベルで多いですし、お酒のアルコールも痛風には良くありません。
なぜ2日後発症したのかは分かりませんが、白子とお酒くらいしか思いつく事がありません。あまりにも痛かったので、整形外科から松葉杖を薦められたのですが、さすがに恥ずかしかったので遠慮しました。ですが家の中では、まともに歩けなかったので松葉杖の代わりにキャリーバックに捕まりながら生活しました。
激痛のまま約一週間。さすがに一週間、酒を飲まなかったです。そして、一週間たったある朝、目を覚ますと、「あれ?痛かったのどっちの足だっけ?」(笑)それまで苦しめていた激痛が目を覚ますとまったく無くなっていたんです。
普通、打撲であったり、炎症であれば徐々に痛みが引くものですが、痛風の痛みは気づくと痛くなくなっているという感覚です。ですので、皆さん、食生活を改めず、痛風を繰り返すのだなと感じました。
~薬に頼る日々~
内科ではウラリットとユリノームという薬を処方してもらいました。どうやらお酒好きなお医者さんのようで、「若いのにダメだよ~」と笑っていました。
そして、薬が無くなると内科に通う日々。だいたい2ヶ月に一度通っています。はっきり言って薬に頼っている生活です。
まったく生活の改善はしていません。好きなものを食べて、アルコールも毎日飲んでいます。薬を飲んでいるからまったく大丈夫だと思っていたのです。
ですが、やはりそんなことはなく、先生からは衝撃の一言をもらいました。「この薬は肝臓に良くないんだよ、お酒は程々にしなきゃだめだよ?」
まるでハンマーで打たれたかのような衝撃を受けました。ネットで副作用情報を調べるとラリットとユリノームは肝臓や腎臓に良くないと書いてあるではないか。
好きなものを食べたいがために飲んでいた薬が肝臓に悪い?ということは、酒と薬を両方飲むのは2倍悪いということですか?
これには参りました。しかし、お酒も薬もどちらも止められないのが現状です。お酒くらいは止めてもいいのではないかと思いますが、意思の弱い自分にうんざりです。
[参考記事]
「痛風とアルコールの関係」
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