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医師から言われた痛風の改善策は3つ

 

この記事は30代の男性に書いていただきました。

…………

 痛風とは3年の付き合いで過去3回痛風になったことがあります。原因は暴飲暴食による食生活の乱れ、そして仕事によるストレスが重なった為でした。毎日飲んでいたわけでは無かったのですが、居酒屋に行けば毎回5リットルはビールを飲み、レバーやモツ煮込みなどを好んで食べ、締めのラーメンも忘れない。そんな生活でした。

 痛風発作が起こる前は仕事は残業続きで慢性的な寝不足。ストレスを週末の暴飲暴食で解消していたので、いつ発作がきてもおかしくはなかったのです(参考記事「痛風はストレスがあるとなりやすいの?」)。

 1回目の痛風は2013年の9月、発作の起こった日は帰宅途中でした。電車から最寄りの駅に降りた時右足の甲に鈍い痛みが走り、靴に小石か何かが入ったのだろう位に思っていたのですが、歩くたびに痛みがあったので湿布薬を貼って寝ました。

 翌日は痛みで目が覚め、トイレに行こうと立ちあがろうとしても痛くてなかなか行く決断がつかないほどでした。骨が折れたと思って会社を休み、整形外科に行ってみると痛風との診断結果でした。

 痛み止めのロキソニンと湿布薬、そして尿酸生成抑制薬のフェブリクを渡され、3日も経つとあの痛みが嘘のようになくなっていきました。

 思えば、1回目の痛風の発作が起こる前から、痛風発作の原因である高尿酸値血症と言われており、尿酸値は2011年には9.1、2013年も8.9と上限値の7.0を大幅に超えていました。今後の再発をしないようにと生活習慣の改善を決意しました。

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生活習慣の改善を始める。

 医者から言われた痛風の改善策は

  1. 尿酸は水に溶ける性質の為、尿で外に出す量を増やす事
  2. プリン体の多い食品とアルコールを控えること
  3. 減量して標準体型になる事

の3つでした。

 1では尿酸生成抑制薬のフェブリクを飲み、水を積極的に摂取する事と尿のPH値が弱アルカリ性により近づく事が期待できる海藻類の積極的に摂取する事を心がけました。

 2ではプリン体の多い食物である内臓系(レバー、モツなど)、干物やカツオやエビを食べないようにしました。また、医師からはアルコールも痛風には良くないと言われましたので、なるべく飲まないようにしています。お酒が好きなので我慢するのは大変ですが、付き合いがあるときだけ飲むことにしました(家ではなるべく飲みません)。

 3では、肥満体形をより標準に戻す事で体内の尿酸の生成量を抑える事ができるとの事でしたので、毎日1万歩を目標にしています。普段はデスクワークの仕事ですので、人駅前で降りて歩くなどの工夫をしています。

 そして、夜だけお米やうどんなどの炭水化物が多い食べ物を控えるようにしました。今流行りの糖質制限ダイエットの軽いバージョンです。本当は3食共お米や麺類を減らせばダイエット効果は大きいと思うのですが、中々難しいです。しかし、半年で2キロ痩せましたので、夜だけ糖質制限ダイエットでも効果はありました(参考記事「糖質制限ダイエットで11キロ痩せたメニュー。デザートも我慢せず」)。

油断からくる再発

 ただ、上記の医師から言われた生活改善策3つを本格的に始めてからも発作はありました。痛みの記憶が遠のいていくとどうしても油断が生じるようです。さらには激務によるストレスが解消していないことに加え、ダイエットもまだまだ甘いし、お酒も完全には止められていません。

 医師の話では蓄積した尿酸が剥がれ落ちる場合がある為今後も痛風発作は起こりうるとの事でした。発作の度、薬もフェブリクからフェブリク10mg→20mgと変更され、今後も発作が起こるようであれば最大の40mgにすると言われましたが、現在フェブリク20mgで1年発作は起こってません。幸い痛風の合併症もないのでこのまま続けて行こうと思います。

[参考記事]
「痛風とアルコールの関係」

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