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痛風の人はレバーを食べても大丈夫?レバーのプリン体量は…

 

 痛風は、尿酸が基準値以上に体の中にある状態になると危険信号になりますが、プリン体の多い食べ物というと何を思い浮かべるでしょうか。よく聞くのは、レバーといった動物の内臓ではないでしょうか。プリン体がたくさん含まれるレバーをクローズアップしてみましょう。

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◆ レバーの中のプリン体

 レバーはプリン体が多いことで有名な食べ物のひとつです。数ある食品の中でも、レバーはプリン体の多さでランク付けすると、高プリン食と呼ばれる分類になります。

 高プリン食とは何かというと、日本痛風・核酸代謝学会が出している「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」の中に、100gあたりプリン体を200mg以上含むもの書かれています。

 実際、レバーは動物の種類にもよっても多少プリン体の量は違いますが、牛、豚、鶏の3種類どれをとっても高プリン食に該当します。

 この中で、100g中のプリン体が最も多いのは鶏レバーになり、約310mgです。そして牛レバー100g中のプリン体は約220mg。豚レバー100g中のプリン体は約285mg。

 今回のテーマとは外れますが、レバーよりもプリン体が多いのが煮干し、鰹節です。

煮干し100g中のプリン体は約750mg。
鰹節100g中のプリン体は約495mg。

 レバーよりも倍近くプリン体が多いのです。煮干しにしても鰹節にしても乾燥をして水分がありませんので、それだけ重量に対するプリン体濃度も多くなります。

◆ なぜレバーにプリン体が多いのか

 プリン体とは、「尿酸の元」でおなじみですが、そもそもプリン体の正体は何でしょうか。実は、プリン体は細胞の中にあるDNAやRNAを構成しています。そのため、食品に細胞が含まれている限り、私たちは大なり小なりプリン体を体に取り込むことになります。

 その中でも、レバーなどの内臓は、細胞数が多く、細胞分裂が活発なのでプリン体が多くなってしまうのです。

◆ レバーは食べ過ぎに注意

 1日にどのくらいプリン体を摂ってもよいのかというという基準は、「日本痛風・核酸代謝学会の高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」で400mgまでとしています。そのため、この数字を目安としましょう。

 レバーは焼肉やレバニラ定食などおいしくて栄養価も高いのですが、1回の食事でレバー100g程度食べてしまうと大体300mgのプリン体を体の中に入れてしまいます。

 さらにこの後、高プリン食を食べてしまうと1日のプリン体量は400mgの基準値をオーバーする危険性が高くなります。例えば煮干しや鰹節を使ったラーメンの汁にはプリン体が多く含まれているので、あまり飲む干さない方がいいです。

 痛風になって治療中の場合は、高プリン食のレバーは栄養があるからといって食べ過ぎることには注意しましょう。

[参考記事]
「痛風になりやすい食べ物(食品)、なりにくい食べ物」

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