今回は缶詰のツナやサーモンのプリン体量や痛風の人でも食べられるのかについて説明していきます。
ツナの原料は一般的にはカツオやマグロが使われています。ですので、ツナのプリン体量はカツオやマグロのプリン体に影響を受けます。
カツオやマグロのプリン体は帝京大学薬学部物理化学講座のデータによりますと
100g当たりのプリン体量
カツオが211.4mg
マグロが157.4mg
100g当たりのプリン体量が200mgを超えると多いと判断できますので、カツオはこの定義に当てはまります。プリン体の摂取量に関しては「1日400mg」が推奨されているので、これ以内でしたら問題ありません。
ツナのプリン体量
ツナのプリン体量は100g当たり約117mgです。食品100g当たりのプリン体量が100mg以下であれば「少ない」と判断できますので、ツナはこの定義に近いです。
ツナ缶の通常サイズの内容量は70gくらいですので、これで計算しなおすとプリン体量は約82mgになります。
ですので、痛風の人でも食べ過ぎなければツナ缶を食べても問題にならない量です。
原料の魚との間にプリン体量の差が見られますが、缶詰にはサラダ油などの油や調味料、そして水が入っているので100g当たりのプリン体量は少なくなっています。
ツナの問題点
ツナにはEPAやDHAという健康に良い油が入っていますが、例えばEPAは血液をサラサラにしたり、癌の増殖を抑える効果があることが分かっています。
ですが、私はツナ缶はあまり好きではありません。なぜならサラダ油が使われているからです。サラダ油は体を炎症方向に導くのであらゆる病気の原因になると言われています。認知症もサラダ油の摂りすぎが一因になっているという研究もあります。
せっかく、ツナ缶にはいい成分が入っているのに、サラダ油が邪魔しては意味がありません。ですので、出来ればツナ缶でも水煮を選んでください。水煮はサラダ油が使われていない商品が多いです。中には水煮でも油が入っているタイプもあるので気を付けてください。
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