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[痛風の体験 佐藤さん編②]痛風発症前と後の食事(食品)の変化

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前回の記事に続いて、今回の記事も痛風歴10年の佐藤さんに書いて頂きました

……..体験記事ここから

◆意外や意外、健康に良いはずの食事が実は痛風の原因!

痛風を発症する前は、一般の方と同じ考えで、健康には良いとされる食事に気を付けていたつもりです。
焼き肉などでもカルビの様な脂質を少なくして、同じ食べるなら内臓系を選んで食べていました。
家での食事も魚の干物、昆布やシイタケの乾物、煮干しやイワシ(100g当たりのプリン体は約210mg)、カツオ(100g当たりのプリン体は約211mg)の叩きを食べていましたので、明らかに健康的ですよね。
実はここに挙げた食品が全て高尿酸血症になる、つまりは痛風になる原因だと知ったときは、後の祭りだったわけです。

[参考]
〇プリン体が極めて多い(100g当たり300mg以上)
〇ややプリン体が多い(100g当たり200~400mg)
〇プリン体が少ない(100g当たり50~100mg)

◆痛風後の食物変化

実は痛風の患者が一番気を付けなければいけないのがプリン体の摂取です。
プリン体は、尿酸の原因物質とも言われ、体の中で燃えると、燃えカスとして尿酸を残します。
主治医からは「明太子一粒と玉子1個に入っているプリン体の量は同じです」と言われました(明太子の100g当たりのプリン体は約159mgで少し多い)。
ウズラの卵を10個食べてもプリン体10個、明太子10粒食べてもプリン体10個ということです。

私は先述した食品以外にも、朝食には明太子を好んで食べていたので、それが痛風発症の引き金になったわけです。
私が住んでいるのは海が近い県ですので、家では安くて美味しい魚卵、小魚の姿煮などを頻繁に食べていたし(特にイワシとアジ(100g当たりのプリン体は約165mg)は頻繁に丸ごとの姿で食卓にのぼりました)、外食しても魚には事欠きませんでした。
しかし、痛風になってからは魚=健康と思っていた節は全て音を立てて崩れたわけです(魚にはDHAなどの体にいい油が含まれているので、食べ過ぎなければ問題ありませんが)。

まさかそのひとつひとつが積み重なり、なるべくして痛風になったと理解をして、食生活の改善を行いました。

まずはプリン体の少ない食品を選んで食べるという点です。
今まで食べていたマイワシ干物などの丸ごとの魚や、鶏レバーなどの肉の内臓系のメニューを止め、サバやうなぎ、豚ロースや豚肩、牛肩ロースを食べるようになりました。
小アジ(100g当たりのプリン体は約165mg)の唐揚げがぶり(100g当たりのプリン体は約120mg)の照り焼きに変わり、大好きだったレバーがロースに変わりました。
もちろん、そこでのビールはNG。
飲み会でも代わりに飲んだのは、プリン体がゼロもしくは極めて少ない焼酎かウイスキー(蒸留酒)です。

おつまみは、コンビニで見つけたウズラの卵(プリン体ゼロ)はよく食べます。
煮て良し揚げて良しで味も美味しいですし、無い場合はチーズに変更です(チーズは痛風の上司からの提案でした。チーズのプリン体は100g中5.7mg)。

とにかく私の場合は、周りにも痛風を患った人がいるので、情報が多く入ってくるのがすごく助かっています。
ましてや上司との飲みの席で、あれこれ駄目なんですというより、量多いから半分づつ食べないか?と提案を受けたり、凄く助かっていますね。

◆尿酸を体にためない為には水分が必須。

薬を飲んでいるとはいえ、尿酸を普段から体にためない為には、やはり水分が必須という事も重要でした。
発作の度に思ったことが最近水分取れていなかったという後悔。
水分不足は冬が危険な季節なんです。

暑い夏には、水や麦茶などの水分を自然と摂取する頻度が多く、またスイカやトウモロコシ(自宅の畑で毎年栽培)など利尿効果が大きい野菜を自然に摂取するので水分の循環が早く、余り気にする程でもありません。
でも冬場は夏場と違い、温かいお茶をゆっくり飲むというペースです。
ガブガブ冷たいお茶を飲む季節は、500mlぐらい数秒で摂取しますが、冬場は同じ水分量を15分かけて飲むので、当然水分摂取は減ります。

定期的に通院する血液検査のおかげで、血の濃度を見ていた主治医に、冬場の濃度が高いと言われて勧められたのは、まさかのコーヒーでした。
コーヒーを飲んだほうが痛風の再発リスク少ないという研究結果があるとの事でした(参考記事「コーヒーは痛風予防になるか」)。
コーヒーを飲んでないなら一日に三杯以上の摂取をお勧めしますと言われました。
「コーヒーを飲み続けて尿酸の値が上がるならすぐにでもやめて下さい」とは言われましたが、極端に上がる患者さんも居ないとの事です。
冬場は特に体も温めながら、無理なく水分補給ができるので助かっています。

コーヒーも利尿効果は望めますし、1年通してアイスでもホットでも飲み続ける事が出来るので今でも飲んでいます。

尿酸は排出できる物質なので、薬で無理やりトイレに行くのではなく、上手く自然の食材を使って利尿効果を得たほうが、副作用の心配もありません。
痛風によって発症前の様に思い込みで健康を判断するのではなく、医師との相談の元、トータルでケアをしていく食生活が大切であると学んだ次第です。

[参考記事]
「[痛風の体験 佐藤さん編①]痛風の激痛は骨折の痛みに似ている」

「[痛風の体験 佐藤さん編③]痛風の薬は効果があったり、なかったり」

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