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遺伝により昔から尿酸値が高い。痛風とは一生の付き合い

 

ある日、いつもの様に仕事をしていた所、左足親指の付け根あたりに鈍い痛みを感じてきました。前日にスノーボードをしていた事もあり骨折かヒビでも入ったのかな?と思い、我慢して仕事をしていました。

親指の付け根あたりの痛みは、時間の経過とともに次第に激しくなっていき、とうとう歩く事もままならなくなってしまいました。仕事を何とか乗りきった私は、痛みに堪らず病院に駆け込みました。そして、診察の結果、医者から告げられたのは、『痛風』ですの一言。

あまりの痛さに次の日は、会社に行くことができずに休んでしまいました。この時の私は21才、まさかこんな若さで痛風になるとは思いませんでした。私は現在44才、痛風暦23年の大ベテランです(笑)

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これが痛風か!

痛風とは、『風に吹かれただけでも傷む』と言われるどの激痛に襲われる病気です。足の指などの尿酸の結晶(尿酸塩結晶)により関節炎を起こし激しい痛みが発生すると言われています。一般に尿酸値の基準値は、7.0mg/dL以下が正常値であり、初めて検査をした時の数値が9.0mg/dLを超えていました。

小さな頃から痛風の痛みに苦しむ祖父や父親、親戚のおじさんを見ながら育っていた私が痛風になるのは、遺伝と言うしか言葉が見つかりませんでした。

しかしながら、当時の私は野菜嫌いで、肉や魚ばかりを食べ、その上毎日ビールやウィスキーと言ったお酒を多く飲んでいました。食生活は、いつ痛風になっても不思議ではないものだったのです。そして、痛風と付き合っていくうちに痛風よりも恐ろしい合併症に発展する可能性を知りました。尿路結石や糖尿病などから動脈硬化、そして脳卒中や心臓病にまで患う可能性があるとのことで、恐怖を覚えました。

痛風と付き合いが始まった。

痛風と診断され病院で医者から処方された薬は、痛み止めと、ウラリットという薬でした。痛風を発症して23年間で2度ほど肝機能の数値に異常が見られ、薬を中止したことがありますが定期(1ヶ月に1度)の血液検査で様子を見ながら今も薬を飲みながらの生活が続いています。

生活改善。食生活改善。

病院の先生にます言われたのが、お酒を控えること、食生活の見直しをすることでした。

痛風を発症してすぐに始めたわけではありませんが、スポーツを始めたタイミングとダイエットに取り組むことにしたタイミングでお酒を控え、食事にも気を使うようになりました。そして、当時75kgほどあった体重を60kgまで落としました。

ダイエット期間は半年ほどでしたが、毎日飲んでいたお酒をやめ(会社やお付き合いの時は飲む)、食事は野菜を中心とした低カロリーを意識していました。

半年で15kgほど落ちた時にした血液検査の尿酸値は4mg/dLほどに下がり、その後、痛風の発作が出なくなりました。薬は飲み続けています。

今後の対策

長い痛風生活における気をつけるポイントは、やはりお酒と食生活だと実感しています。

腰痛を患いしばらくスポーツができなかった期間が1年ほどあったのですが、動けない暇を持て余すように毎日お酒を飲む生活をしていたところ、久しぶりの感じがやってきたのです。左足親指あたりに鈍い痛み。久しぶりにきたかと思い病院で検査をしたところ、尿酸値が8mg/dLに戻っていました。

この痛みは幸い酷くならずに痛いみが引いてくれましたが、これからはまた食生活、お酒の量に気を付けて合併症になることの内容に生きていきたいと思います。

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