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痛風になると合併症として脳梗塞や心筋梗塞になる可能性あり

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脳梗塞や心筋梗塞は、死因の中でも上位に位置する病気です。
この2つの病気は、主に血管が詰まることで起こるものですが、痛風になったときに気をつけるべき疾患なのでしょうか。

◆ 脳梗塞と心筋梗塞

脳梗塞と心筋梗塞は、死に直結する恐ろしい病気であることは、言うまでもありません。
2015年の厚生労働省の調査によると、心疾患(心臓の病気)で亡くなる人は、悪性新生物(がん)が1番なのに対して、2番目に多い死因となっています。
この心疾患の中でも多いのが心筋梗塞です。
心筋梗塞は、心臓の筋肉に酸素と栄養素を送っている冠動脈に動脈硬化が起こり、血流がストップするという恐ろしい病気です。

脳梗塞も死因の上位に位置する病気です。
死因第3位の肺炎に続いて、脳血管疾患は第4位であることからも、かない重大な病気であることがわかります。

脳梗塞も心筋梗塞と同様に、動脈硬化から血管が詰まり、血流が滞ったことから細胞が死んでしまう病気です。
脳梗塞になると、しゃべってもろれつが回らない、手足に力が入らない、目が片方見えなくなるなどの症状が現れることがあるので、これらの兆候がでたらすぐに病院に行きましょう。

◆ 動脈硬化と痛風の関係

脳梗塞と心筋梗塞の原因は、主に動脈硬化から起こります。
動脈硬化は、高血圧や脂質異常症、肥満、糖尿病などの生活習慣病が原因です。
実際、痛風になる人は、肥満や高血圧、脂質異常症などを合併している率が高いことが知られています。

尿酸値が高くて痛風だから、脳梗塞や心筋梗塞になるという直接的な関係性はまだ解明させていません。
しかし、尿酸値が高いと、動脈硬化の原因である生活習慣病を合併している場合が多いことが報告されていますので、脳梗塞や心筋梗塞になりやすくなる可能性も十分にあります。
このようなことから、痛風にならないように、尿酸値の管理は重要だとみられているのです。

◆ 尿酸が血管に影響を及ぼす可能性も

尿酸が高いことと、動脈硬化の合併率は関係がある可能性があり、最近では尿酸が血管に障害をきたすとの報告がされています。
例えば、尿酸は体の中にありすぎると結晶化して尿酸塩結晶となりますが、これは炎症性の物質を活性化し、白血球を呼び寄せます。
尿酸塩結晶を白血球が除去する際に、活性酵素を出し、組織に障害を起こすなどの作用から、血管にも障害が起こると考えられています。

また、尿酸を運ぶ役目をしているURAT1という物質が、血管平滑筋や血管内皮にあることが発見されたので、これらが尿酸を取り込むことで、血管に炎症を起こすのではないかとも考えられています。
このように、痛風の原因である尿酸が、動脈硬化と関係する可能性があるので、動脈硬化から起こる脳梗塞や心筋梗塞を起こさないためには、尿酸値をコントロールして痛風にならないように気をつける必要があるのです。

[参考記事]
「痛風の合併症である脂質異常症とは。何が原因?」

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