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[痛風の合併症] 尿酸値と尿路結石は関係あるの?

 

 尿路結石になると、血尿や痛みに悩まされます。

 尿酸値が高いと最終的に現れるのは、関節が腫れて激痛に悩まされる痛風発作だけではと思われるかもしれませんが、実は尿路結石も尿酸値が高いと現れる病気のひとつです。

 健康診断で尿酸値が高いとわかった場合、関節に激痛(痛風発作)が現れるより先に、尿路結石の症状が出る場合もあります。つまり、尿酸値と尿路結石は深い関係があるのです。

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◆ 尿酸が結晶化すると

 尿酸値が高い状態である高尿酸血症が続くと、尿酸は結晶となり体の色々な部分に出てきます(参考記事「痛風は尿酸の結晶化(尿酸塩結晶)が原因」)。この、結晶が出る場所によって症状が違ってきます。

 例えば、よく聞くのは足の親指の付け根の関節に、腫れと激痛を伴う痛風発作です。この他、皮下に結晶が現れれば、皮膚の下にコブができる痛風結節となり、腎臓に現れると腎障害になります。とすれば、尿路に結晶が現れると尿路結石となり、特定の症状が出てくるのです。ですので、尿路結石は痛風の合併症なのです。

◆ 尿路結石の症状

 尿の通り道である尿管に結石がつまってしまうと、かなり激しい痛みがあります。尿管に結石があると激痛が生じますが、膀胱内に結石がある場合はほぼ症状はありませんので、結石のできる場所は痛みのあるなしに関係します。

◆ 尿路結石の診断

 尿路結石は、尿酸が結晶化して作られますが、シュウ酸カルシウムやリン酸カルシウムも混ざっているので、単純に尿酸のみから作られた結石ではありません。尿路結石の場合は、X線では確認できないので、造影剤を使うか、エコーなどで結石の確認をしますが、あまりに小さいと見つけるのは難しくなります。

◆ 尿路結石の治療

 尿路結石の治療は、これ以上結石ができないようにすること、尿管にできてしまった結石を除くことが挙げられます。

 尿酸が体内で増え過ぎなければ結晶化しないので、当然尿路結石は作られません。そこで、尿酸が作られないように薬物治療を行います。すでにできてしまった尿路結石は水分の摂取を増やす、薬物や食品で尿をアルカリ化して排泄を促進します。

 結石が小さい場合は、水分を多く摂取するなどして自然に出てくるのを待ちますが、痛みが酷く、石が大きい場合は、衝撃波を発生させる装置を使って、結石を破砕し、排出させます。

 尿酸値が高いということは、放っておくと尿路結石が再発する可能性もありますので、食生活を含む生活習慣を見直しましょう。

[参考記事]
「痛風になったら何科に行くべきか」

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