この記事は60代の男性に書いていただきました。
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私は 現在、60歳代半ばの男性です。
最初に「痛風」の診断を受けたのは、30歳ちょい過ぎの時ですから、「痛風」との付き合いはかれこれ35年近くになります。
「痛風」昔から贅沢病といわれてますが、贅沢というより 暴飲暴食に不規則な生活が加われば、大概の人がなるんではないか?と思ってますが、痛風にならなかったとすれば「糖尿病」になってるのかもしれませんが・・・
それはさておき、私も若いころは不規則で、暴飲暴食を繰り返してましたので、30過ぎに医師に「痛風」と診断されました。しかし医師の話も右から左で 「薬飲んでりゃ何とかなるだろう・・・」という軽い気持ちで意にも介せず、相変わらず、プリン体を多く含む旨い食べ物やお酒を暴飲暴食。
痛風により足指が痛くなったら 薬飲んで日常を過ごしておりましたが、50代に差し掛かったころ 血圧が高くなり、腎臓も少しずつ悪くなり、その時になって「こりゃあ、いかん・・・・」と慌てることになりました。腎臓の悪化は尿酸値が高いまま放置していると起こる「痛風の合併症」が原因です。
大学病院で治療
それ以降は 大学病院で診てもらうことにして、現在 ひと月に1回定期通院しています。体調の変化に合わして通院して、まじめに薬も飲み、食生活にも気を付けて現在に至っている次第です。
現在飲んでる薬は、ロサルタンカリウム錠(高血圧)、アムロジピン錠(高血圧)、ユリノーム錠(痛風)、ウラリットU配合散(痛風)。尿酸値は薬を飲んでるので「6.5から7.5前後」を行ったり来たり(尿酸値は7までが正常値)。クレアチニンは「1.65~1.8前後」(0.6から1.1mg/dlが正常値)
クレアチニンは筋肉内で、アミノ酸の一種であるクレアチンがエネルギーを放出する時に作られる代謝産物です。健康であれば、血液中のクレアチニンは腎臓の糸球体でろ過され、尿細管ではほとんど再吸収されずに尿中に排出されます。腎臓の機能が障害されていると、尿中に排泄される量が減少し、結果として血液中に溜まります。
クレアチニン値は、腎臓の機能の低下とともに値が高くなってきます。基準値は、だいたい男性で0.6~1.1mg/dl*、女性で0.4~0.7mg/dl**です。
「腎臓病なんでもサイト」より引用
「痛風」だけのコントロールは、薬とか食生活とかに気を付ければ、ある程度できるのですが、高血圧と腎臓と痛風を同時に全てコントロールしていくのは、なかなか難しい。
特に気温が高くなると難しい。今年の夏は猛暑、酷暑といわれるくらい暑さが厳しいわけですが、何が難しいかというと、水分不足との絡みです。水分が足らないと尿酸値は上がります。先日 8月1日に大学病院へ定期検査に行ってきましたが、尿酸値は「7.0」で少し下がっていました。ですがクレアチニンは「1.88」でしたので、いつもより高かった。
しかし去年の夏の同時期から比べればまだましです。去年の夏はこの水分のコントロールに失敗して 一気に尿酸値が「9.9」、クレアチニンが「2.07」という高い数値をたたき出してしまいまして、即対応してもらって、なんとか現在の数値に戻ってるわけです。この時は日頃、自分では十分に水分を摂っているつもりでしたが、全く足りていませんでした。
今年は、それを踏まえて水を相当飲んでるので まだ尿酸値の上昇を抑えられているのかもしれません。気温が下がればそれほど水分補給に気を使う必要ないですので、やはり夏が一番難しい。
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