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痛風結節とは

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 高尿酸血症(血清中の尿酸が7.0mg/dl以上)になると、尿酸とナトリウムが結晶を作り、尿酸塩結晶となります。この結晶となった尿酸が、体のどこに出てくるかによって、症状が違ってくるのです。

 例えば尿酸塩結晶が足などの関節に溜まると痛風関節炎(痛風発作)、皮下組織などに溜まると痛風結節、尿路に溜まると尿路結石、腎臓に溜まると痛風腎(腎臓の機能を低下させ、腎不全に繋がる)になります(痛風結節、尿路結石については「痛風の症状とは」を参考にしてください)。

◆ 痛風結節とは

 痛風結節(つふうけっせつ)とは何でしょうか。これは、皮下組織などにコブのようなものができる病気です。もっと詳しく説明すると尿酸塩結晶が、お互いにくっつきだして、大きくなってしまい、それにより患部が炎症することで発生するコブ(肉芽腫)です。

◆ 痛風結節が現れやすい部位

 痛風結節が現れやすい部位は足関節、ひじ関節、手指ですが、他にも皮下組織、腎臓などの内臓、骨などあちこちで見られます(痛風結節の大きさは1mm~7cmくらい(豆サイズからリンゴ大くらい)になります)。

◆ 痛風結節の症状

 痛風のような関節炎は痛みが生じますが、痛風結節は痛みはありません。結節の中は白色のネバネバ状で、皮膚が薄くなり、破れると中身がでてきます。

◆ 痛風結節の診断

 結節から内容物を採取します。偏光顕微鏡で尿酸塩結晶が見つかれば、痛風結節と判断されます。

◆ 痛風結節の治療

 痛風結節は、尿酸塩結晶が関節に入って炎症を起こす痛風発作のような激痛はないので、血清尿酸値を5.0~6.0mg/dLにコントロールすれば半年~1年くらいで徐々に小さくなり、やがて消えます。

◆ 痛風結節の頻度

 高尿酸血症の期間が長くなってしまうと痛風結節ができやすくなります。尿酸値を下げる薬が開発される前は、痛風患者さんの約半分に痛風結節がみられていたようです。
高尿酸血症を放っておかなければ、痛風結節は避けられますので、きちんと治療をしましょう。

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