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女性はなりにくいと言われる痛風。私は20代で発症

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この記事は40代の女性に書いていただきました。

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 最近ニュースで、若い女性に痛風患者が増えている事を知りました。番組のスタジオでは「ええ?うそ?信じられない」という反応が多くありましたが、私は違いました。「いや、私がそうだったし…」それは今から20年も前にさかのぼる20代の頃の出来事でした。

22歳の若き女性なのに痛風の発症

 社会人2年目の22歳の時、親戚のお通夜で飲酒と食事をしていた時に事件は起こりました。トイレに行こうと立ちあがり歩いた時に、左足の親指の付け根に違和感を覚えました。じわりと痛むものの足はついて歩ける状態です。

 しかしその後もトイレに立ち上がる度に、次第に親指の付け根が痛みを増していき、ついには足もつけない、歩けない状態になってしまいました。靴下を脱ぎ、心配した家族と一緒に足を見てみると親指の付け根の関節が真っ赤に腫れあがっていました。「これは痛風でしょ…」母親が口にした事で初めてその名を知るのでした。

夜も眠れない辛さ!痛さ!これが痛風

 葬儀会場で一晩過ごさねばならないというストレスも加わっての事か、見事に腫れあがり、激痛で眠る事が出来ません。痛み止めは服用したものの全く効きませんでした。布団の中で、右を向き、左を向き…と、額に汗をにじませ、痛みをこらえながら寝返りをうっても、とにかくどっちを向いても痛くて寝られない。風が当たっても痛いという名の通り、地獄のような長い一夜を過ごしました。

そもそも痛風とは

 朝、やっと葬儀も終わり、病院へ連れて行って貰いました。もちろん発症した左足は痛みと腫れで靴も履くことが出来ません。病院で診察を受けると、医師の口からは「あなたのような20代の若い女性の痛風は、長い間医者をやってきた中で2人目です。」と、それほど珍しかったのです。

 そもそも痛風とは、ビールなどアルコールの大量摂取、レバーを中心とするプリン体の多い食品の食べすぎなどにより、尿酸が体内にたまり(高尿酸血症)、それが結晶となって関節炎を引き起こす病気です。

 しかし女性は、女性ホルモンの働きによって尿酸を体外に排出できるため、男性に比べると痛風にはなりにくく、男性と女性の割合比率は20:1だという。閉経後の女性では痛風患者も増えるというのですが、なぜ20代でしかも女性なのに発症してしまったのでしょうか…

20代の若い女性が痛風。その原因は何か?

 私の場合はいくつか考えられる事がありました。身長は163cm、当時の体重は48kgと痩せ型でしたが、父親が痛風であったということ。痛風は遺伝することもありますので、その可能性もあります。生活を共にしていることで食習慣が似ることも影響します。それに加えて私は「痩せの大食い」と呼ばれていたほど過食、早食い、大酒飲みでありました。ビールは大好き、おつまみのレバー大好き。まさに「20代女子のオッサン化現象」でした。お通夜の会食でも久しぶりに顔を合わせた親戚とお酒をたくさん呑んでいました。親しい親戚が亡くなり、悲しみを忘れて思い出話をしようとお酒がすすんでしまったのです。

 もう一つ理由を挙げるならば、遠方から駆けつけて葬儀に出席したというストレスがあったのかもしれません。ストレスが痛風の発症の最大の要因だと言っている医師もいるくらいです。

治療の内容

 全く今まで痛みも腫れも無く生活してきたので不思議ではありましたが、医師からは抗炎症薬コルヒチンを処方され、次第に痛みも腫れもひいていき、一週間ほどで普通に歩けるまでになりました。コルヒチンを服薬していたのはその時だけです。

 毎回、職場の健康診断の血液検査項目に尿酸値を入れて頂き、常に尿酸値が7.0mg/dlより下であるように食生活を変えました。食べ過ぎない!飲み過ぎない!をモットーに食事とお酒を楽しむ事で、この20年間は一度も痛風の症状は出ておりません。

 痛風の怖いところは、その先に腎機能の低下や動脈硬化、脳出血や心筋梗塞などの様々な合併症が待ち受けているという事です。男性や中年女性だけで無く、若い女性の皆さんもあの激痛は恐ろしいですよ!今回は、20代の女性でも発症する痛風の怖さを知って頂こうと経験談を書かせて頂きました。日頃からの意識は是非とも心がけておいて下さいね。

[参考記事]
「女性は痛風になりにくい?女性ホルモンは痛風と関係あるの?」

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