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肥満になると痛風になりやすいの?

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痛風になる患者さんのイメージをしてみると、ちょっと太り気味な男性を思い浮かべるかもしれません。
いらない脂肪がついた状態では、明らかに健康とは言い難いですね。
では、太ってしまったら痛風と関係してくるのでしょうか。

◆ 痛風と肥満は関係あるの?

実際に痛風と肥満が関係するのかと言うと、関係はあります。
BMI(体格指数)と尿酸値は関係性があり、BMIが上がれば上がるほど尿酸値もそれに比例して上がっていくという報告もありますので、逆に言うと肥満に気を付けていれば、痛風も予防できるということです。
肥満になるということは、食生活の乱れや運動不足の原因があり、これは痛風にも共通することです。

◆ 肥満とは

見た目に太っている人は、肥満だなとわかりますが、数値でいうと、BMIが25以上になることが基準です。
肥満は、脂肪が必要以上にあるので、細胞が増えたり大きくなります。
見た目にも、ふっくらして見えるのは、このせいです。

BMIは、身長と体重が分かれば計算することができます。
BMI(kg/m2)=体重(kg)÷(身長(m))2
大体は、健康診断を受ければ、結果と一緒にBMIの数字もわかりますので、25以上の方は要注意です。

◆ 体に脂肪が溜まると起こること

脂肪には、皮下脂肪と内臓脂肪があり、脂肪の付きすぎは当然不健康になります。
読んで字のごとく、皮下脂肪は皮膚の下につく脂肪で、蓄えられると分解されにくい脂肪です。
内臓脂肪は、内臓のまわりにつく脂肪ですが、メタボリックシンドロームで気を付けなければならないのは、この脂肪になります。

脂肪組織は、アディポサイトカインという物質を出しています。
これは、糖の代謝や血圧などに作用して健康維持に非常に重要です。
脂肪が適度にある場合は、善玉のアディポサイトカインであるアディポネクチンが、私たちの健康のために働いてくれますが、脂肪が多すぎると悪玉のアディポサイトカインが糖尿病や動脈硬化を起こしやすくします

内臓脂肪は、皮下脂肪に比べると、有酸素運動などで比較的落としやすい脂肪ですので、食生活や生活習慣の改善をしましょう。
私がお勧めするのが糖質制限食です。
糖質制限食とは文字通り、糖質を制限する食事法ですが、比較的早く内臓脂肪を減らすことができます。

[参考記事]
「炭水化物で中性脂肪は増える?減る?」

「糖質制限食を食べていると痛風になっちゃうの?」

◆ 肥満の改善が痛風の改善にもなります

肥満と痛風の基本的な治療は、生活習慣の改善ですので、食事療法や運動療法が中心です。
糖質が多い食品(参考記事「炭水化物とは」)やプリン体の高い食品を多く摂らない、ジョギングなどの有酸素運動をする、お酒を飲みすぎないなどに気を付けていれば、体重は自然と減りますし、痛風の原因である血清中の尿酸値も下がります。
ベストな体重をコントロールできれば、肥満や痛風にならず、健康になれるのです。

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