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30代女性なので痛風なんて関係ないと思っていたが甘かった

 

この記事は30代の女性に書いていただきました。

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 痛風は40代から50代ぐらいの男性が患うものだと思っていませんか? 実は私も痛風を患う前には、全くの他人事だと思っていました。閉経前の女性は痛風になりにくいと聞きましたが、私は30代の若さでなりました。

  痛風はどんな痛みなのか?どうして痛風になったのか? 気になる方は是非この記事を読んでみてくださいね。

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 ・痛風になる前の食生活 

 痛風になる前はごく普通の生活を送っていたと自分では思います。 朝やお昼は普通の食事(麺類が好きなので、そばやラーメンを主に食していました)を食べ、夜はお米などの炭水化物を抜く食事をしていました。 具体的に夜は何を食べていたかというと、青魚(サンマ)やイカの一夜干し、けんさきイカ、カツオのタタキが主食になっていました。 晩酌は毎日ビールをひたすらずっと飲み続けている生活でした。 500mlを2本+焼酎1杯くらいです。

 「今から考えると」ですが、痛風に影響しそうな食生活をしていました。まずはラーメン。ラーメンの汁にはプリン体が多く含まれていて、私は大抵飲み干していました。そして、カツオのタタキ。カツオは高プリン食に挙げられるくらいプリン体が多く、ビール片手にカツオを食べていました。そして、ビール。ビールを含むお酒はプリン体の多い少ない関係なく、アルコール自体が痛風に良くないとのこと。

 お酒以外はごく普通の食生活ですが、やはりこれらの習慣が影響しているのは間違いなさそうです。

・痛風になる前の生活習慣 

 体を動かすことが大好きなので、痛風前は毎日筋トレやマラソンをしていました。 尿酸値が高い状態の人が激しい運動をすると痛風になりやすいので、これもきっと痛風発作を起こす原因だったのだと思います。 

・そしてある日、手のひらに激痛が! 

 そんな毎日をずっと続けていく中で、ある日手の甲に今まで味わったことのない激痛が走りました。痛くて夜は寝れませんでした。 最初は筋トレの最中に手を痛めて捻挫でもしたのかと思いましたが、 捻挫を遥かに超える痛みでした。 洋服を着る際、そでに手を通すだけで激痛が走ります。 

 普段の通勤時、車の運転をしますが運転も片手でしか出来ませんでした。幸い痛みが出たのは左手だったのでお箸は持つことができ、食事はできましたが、利き手に痛風が出た人はどうしているのでしょうか。

・お医者様からは即「痛風だね」の一言 

 あまりの痛さにすぐに病院へ。 捻挫だと思っていたので診療科目は整形外科に行きました。 お医者さんに患部を見せたり、症状を話すと「痛風だね」と一言。 私はそんなはずはないと思ったので、レントゲンのお願いをしました。 結果、骨に何も異常はなく、診断はやはり痛風でした。「痛風で間違いないけど、一応、尿酸値を調べるために血液検査をするからね」と言われました。痛風は通常足に出るので、診断を聞いても信じられませんでした。

 そして、帰り際、医師には、「お酒を結構飲む人は手に痛風の症状が出やすく、遺伝性の痛風は足に出やすいです。でも、まだ30代で、しかも女性なのに….ね。お酒は痛風に良くないので、禁酒した方がいいですよ。30代の女性が痛風になるなんて、よっぽど食生活が乱れている証拠です。まあ、尿酸が排出されにくいなど痛風になりやすい体質の人もいるから、何とも言えないですか」と、少し怒られました(笑)

・痛風の治療方法は 

 診断後お薬を一週間分もらいました。 お薬は抗炎症薬コルヒチンでした。 家に帰ってから早速薬を飲みましたが、その日は痛みは全然引きませんでした。 やっと痛みが引いてきたのが2日後。 それ以降は押すと痛みがありましたが、1〜2週間後にはすっかり押しても痛くなくなりました。 

・痛風後の生活 

 痛風後は今まで全く気にしていなかったプリン体の摂取にかなり敏感になりました。 それは痛風の大敵はこのプリン体にあるからです。 お酒もプリン体カットの発泡酒に、プリン体の多いカツオも泣く泣く食べないようしました。 お酒を止めればいいですが、こればかりは無理そうです。もちろん、お酒の量は減らしています。

 もうあのような激痛はこりごりです。 20代や30代で若いから大丈夫だとか、女性だから大丈夫なんてことはないのでみなさんも気をつけてお酒を飲んでくださいね。

[参考記事]
「痛風は手の甲にも起こるの?」

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