この記事は痛風経験者の中国人に書いていただきました。
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痛風になって10年になりますが、その間に3回痛風発作を経験しました。
[1回目]
1回目は10年以上前に発症。薬はお医者様から処方されたザイロック、ロキソニン、湿布、ステロイド注射。腫れが完全に引くまでに1ヶ月かかり、当時レストラン内で働いていたので、復職するまでに1ヶ月自宅にいました。
[2回目]
最初の発症から5年後、足がなんだかおかしいなと感じ始め、すっかり忘れていた痛風を思い出しました。痛風発作が起きそうと感じたのは、最初の発作が出た場所に違和感を感じたからです。
親戚も痛風経験者なのですが、彼が「アメリカでは痛風かな?と思ったら、重曹を溶かして飲む」と言っていたので早速やってみました(参考記事「痛風は完治するのか」)。半信半疑でしたが、この時の発作が小さく済んだのは重曹のおかげかもしれません。お医者さんにもいかず、会社も休むことなく、痛みも少ししか出ませんでした。
[3回目]
3回目の発作が今までの中で、一番辛かったです。もちろん、1回目の発作も長かったのと、ステロイド注射を患部にされたりと、痛い思いをしましたが、今回は新薬を試したせいで治りが遅かったと感じています。
3回目の発作は、足首のあたりから始まりました。足首に違和感を感じ、初めは足をひねったか、靴を変えたばかりだったので靴が自分に合わなかったのかと思っていました。
3日経ち、今度は、右足の小指からくるぶしにかけて痛みが出てきたので、まさか痛風発作が違う場所に出たのかと心配になりました。お医者さんから常備薬としてもらっていたザイロック、ロキソニンを飲んで様子を見ていたところ、2日経ち、小指あたりは痛みがなくなったものの、足の指の付け根あたりから足の甲にかけて真っ赤に腫れて痛みが強くなりました。
そのまま、かかりつけ病院へ行き、診てもらい、血液検査もしました。すでに、足首に違和感があってから、1週間経っていました。お医者さんから、痛風に効く新薬が出たと聞き、ウラリットとフェブリクを出してもらいました。
フェブリックは、10ミリ、20ミリ、30ミリ、最大40ミリまで処方できる薬と聞き、先生は初めて使う私には10ミリからスタートしてみようということで、10ミリを処方されました。
2日後に血液検査の結果を電話で聞いたところ、半年前の健康診断で尿酸値9近くあったのが、最初のザイロックのおかげか、5まで下がってきていました。
しかし、一週間が経っても、あまり腫れが引かず、会社へも重大な会議以外は自宅勤務にしてもらいました。発症当時からは転職しているので自宅からパソコンで仕事ができることはありがたかったです。
先生は、薬が弱かったのかもしれないということで、フェブリクを20ミリに増やし、様子を見ることにしました。この期間、もちろん禁酒をしました。最初の痛みから3週間近く経ってからやっと腫れも引き始め、完全に治るまでに1ヶ月弱かかりました。
途中で薬を新薬に変えたことが治りを遅くしたのかもしれないですが、先生の処方通り、最初の新薬フェブリク10ミリでは効き辛かったと思います。
3回目の痛風発作が起きてから、利尿作用があると言われているルイボスティーを飲み始めました。トイレへ行く回数がとても増え、飲む量も増えました。他には、「プリン体と戦う乳酸菌PA−3」を飲むようになりました。
年齢と共に、痛風の合併症(尿路結石や腎臓病など)も出てくるリスクが高くなるようなので、今まで以上に気をつけたいと思い、まずは、大好きなレバーやサバなどのプリン体が多い食品を減らしていこうと思っています。もちろん、ビールは止めました。