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納豆、豆腐などの大豆製品を食べすぎると痛風になりやすいの?

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 大豆製品である、納豆や豆腐などは健康に良さそうな気がしますが、果たして痛風には良いのでしょうか、悪いのでしょうか。食べ過ぎると痛風になることは考えられるのでしょうか。

◆ 痛風の原因である尿酸とプリン体

 痛風は、体の中に尿酸をたくさん溜めている状態(高尿酸血症)を放置した結果なってしまう病気です。

 しかし、この尿酸は、一体何から作られているのでしょうか。尿酸は、プリン体から作られています。多すぎていらなくなったプリン体を体の外に出すために、「尿酸」という形に変えているのです。

 プリン体は、遺伝情報が書き込まれているDNAやRNAの材料ですが、食品から多く摂りすぎると、尿酸に変えて体の外に出そうとします。ところが、プリン体が多すぎると尿酸に変えても、外に出しきれず、体の中に残ってしまいます。この状態になると、高尿酸血症になってしまいます。高尿酸血症を放っておくと、いずれ痛風になる可能性が高くなります。

 プリン体をたくさん含んでいる食品をたくさん食べなければ良いのですが、大豆製品はプリン体をどのくらい含んでいるのでしょうか。

◆ プリン体を多く含む食品とは

 日本痛風・核酸代謝学会の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」の中には「食品100gの中にプリン体を200mg以上含むものを高プリン食といい、1日の摂取量が合計で400mgを超えないように」と書かれています。

 プリン体を多く含む食品である高プリン食は、レバーや乾物などです。代表的なのは、鶏レバー、イワシ、白子、エビなどですが、これらは100g中にプリン体を200mg以上含む食品です。

◆ 大豆製品はプリン体が多いのか

 では、豆腐などの大豆製品はプリン体が多いのでしょうか。

 日本痛風・核酸代謝学会の「高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン」の基準では、100g当たりのプリン体が50mg以下の場合は、プリン体が「極めて少ない」と判断されます。また、食品100g当たりのプリン体が50~100mgもプリン体が「少ない」として分類されますが、大豆製品の大体はこれらの基準に当てはまります。

 豆腐に関しては、100g中のプリン体は50mg以下なので、プリン体の多い食品ではありません。納豆も、100g中のプリン体は110mgくらいのなので、高プリン食には当てはまりませんし、豆乳やおからも100g中のプリン体は50mg以下です。

 乾燥した大豆のみ多少プリン体は高くなりますが、100g中のプリン体は170mg程度ですので高プリン食ではありません。

◆ 大豆製品を食べ過ぎると痛風になるのか

 どんな食品も摂りすぎはよくありませんが、大豆は基本的にはプリン体の少ない食品です。大豆製品を過剰に食べて痛風になるとすると、1日にかなりの量を食べることになりますので、納豆1パックや冷ややっこを食べる程度なら、痛風になるとは考えにくいです。乾燥大豆は、大豆製品の中でもややプリン体が高めなので、これはあまり食べない方が無難かと思います。

 適量なら、大豆製品は尿をアルカリにする作用がある代表的な食品なので、痛風予防には良いものです。尿をアルカリにすると、尿酸の排泄を助けてくれますので、大豆製品は、積極的に摂りたい食品のひとつです。

[参考記事]
「痛風になりやすい食べ物(食品)、なりにくい食べ物」

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