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痛風の痛みとはどんな感じですか?

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 痛風は日本ではあまり見られなかったようですが、1960年以降に、欧米の食文化が入ってきて増加した病気です。

 痛風は血液中の尿酸値が高くなってしまい(高尿酸血症と言われます)、関節内に尿酸の結晶を作って、激しい関節炎を引き起こします。

◆ 痛みの特徴

 典型的な痛風の症状は、関節が腫れあがり、激しい痛みを起こします。これを痛風発作と言います。

 痛みは、強烈に激しいもので、初期の発作では足の親指の付け根あたりの関節である、中足趾節関節(ちゅうそくしせつかんせつ)に起こることが多く、足を動かすこともできないくらいの痛みになります。

 痛風の痛み方の特徴は、とにかく突然です。打撲や捻挫、どこかにぶつけてもいないのに、突然、激痛が現れるのです。

◆ 痛みの状態の変化

 痛風発作時は、歩行困難になるくらいの激痛に見舞われますが、7~10日程度で痛みは軽くなります。そのまま、次の痛みまで全く痛くない状態になりますが、尿酸が高いまま放っておくと、次第に関節炎が慢性化して、次の症状までの間隔が短くなります。

◆ 痛み出す時間帯

 痛風発作は、夜に痛みだすことが多いのが特徴です。寝ている間は、血圧や体温が下がりやすい時間帯なので、尿酸が結晶化しやすくなり、関節に溜まりやすくなります。

◆痛みが現れやすい体の部位

 最初の痛風発作は、ほとんどが足の親指の付け根付近の関節(関節中足趾節関節)です。動けないくらいの痛みは、1ヶ所の関節だけで、たくさんの関節が同時に痛むことはありません。もし、いくつかの関節が同時に痛む場合は、リウマチの可能性があります。

◆ 痛みは再発する

 痛風発作の痛みを経験すると、次はもう嫌だ!と思う患者さんも多いと思いますが、痛みがなくなると普通の状態に戻ります。しかし、高尿酸血症の治療をせずに放置すると、忘れた頃に発作が再発して、また動けないくらいの激痛に見舞われます。

 また、尿酸値が高いと尿路結石を起こしたり、腎機能が悪くなる可能性もあるので、合併症になる前に食生活を改善したり、適切な治療をしましょう。

◆ 痛風発作の前兆

 痛風発作の激痛は、突然やってくる場合が多いですが、何回も経験していると、痛みの前兆がある場合もあるようです。次の発作が起こる前に、関節がジンジンしたり、鈍い痛みがあるなどの前兆症状がある患者さんもいるようです。

[参考記事]
「初めての痛風発作が手に現れた珍しい例。骨折と思うほどの激痛」

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