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痛風は足の親指だけではない。私は手首にしか痛風は出ません

この記事は30代の男性に書いていただきました。

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 痛風を体験した人の話を聞くと、「足の親指が突然痛くなって…」という場合が多いと思います。実際に私の知り合いにも痛風になったことのある人がいますが、やはり彼らも足(特に親指の付け根)に発症してしまったそうです。しかし今回私がお話しするのは、比較的珍しいと言われる『手首の痛風』の体験談です。

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手首の痛みが強くなっていく

 今から1年半ほど前のこと、私は職場のオフィスで片付けをしていました。両手と両ひざを床に突いた体勢で作業を続け、ひと段落ついて立ち上がったところ、体重を支えていた右の手首がジンジンと痛い…これだけなら、日常的によくあることなので何も気に留めていませんでした。ところが、家に帰り夜寝るときになっても痛みは引かず、翌朝には右手が動かせないほど腫れて痛みが強くなっていました。

 とっさに「骨を傷めたかも?」と思い、近所の病院の整形外科へ駆け込みました。そして血液検査とレントゲン写真の結果、まさかの『痛風』という診断でした。医者の先生曰く「手首が細くて、少し筋力が弱い。だから尿酸が溜まりやすいのでは」とのこと。

 歩くことは出来たのでそのまま出勤しましたが、利き手である右手首が動かせないのは、ものすごく不便です。ペンが持てない、財布からお金を取り出せない、ペットボトルを開けられない、ベルトやボタンを外せない…。右腕だけが常に『小さく前へならえ』みたいな状態になっていました(理由は分かりませんが)。

痛風の原因は食生活とストレス?

 「まさか自分が痛風になるなんて…」とショックを受けましたが、思い当たる節がありました。もともと私はお酒を飲まず、週1でスポーツに通っており、一見すると健康的なように思えるかもしれません。しかし当時の私はラーメン屋巡りが好きで、職場近くに『ご飯おかわり自由』のお店を見つけ、そこに通い詰めるくらいハマっていたのです。発症した日の昼食もそのお店でラーメン一杯と、スープをご飯にかけて食べていました。華原朋美さんが「ラーメンを食べすぎて痛風になった」と言っていたのを思い出しましたが、確かにスープにはプリン体が多く含まれています。

 そしてもう一つ、私はストレスに弱い性格なのも原因の一つではないかと思っています。ちょっとしたことにも感情が揺れてしまうところがあり、また自分の将来に不安を感じさせるような出来事が続いていたため、ストレスが多く溜まりやすい状況にあったのです。ストレスが痛風の最大の原因だと言っている医師もいますので、私も場合も当てはまるかもしれません。

薬による治療

 最初に診てもらった病院では、まず最初に炎症を抑えるコルヒチンを処方され、発作が収まると尿酸値を下げるためにザイロリックを処方されました。しかし上述のストレスの影響からか、薬をちゃんと飲んで食生活を改善したのに、尿酸値は上がったり下がったりを繰り返していました。

 そうして数か月経ったある日、今度は左手首に痛風の発作が出てしまいました。今度は近所の病院ではなく、職場近くにある病院へ向かいました。そこの先生は生活習慣病を専門としており、尿酸値を下げる新しい薬としてフェブリクを処方してくれました。先生は「ザイロリックも効果のある薬だけど、いわば“一昔前の薬”。今はもっと効果の高い薬があるよ」と言っていました。現在、尿酸値は上下を繰り返しつつも、少しずつ正常値に近付いています。

痛風を直すために変えたこと

 まず最初に食事の内容を大幅に変えました。ラーメンを一切やめてサラダのお店へ通い始め、飲み物も以前はミルクティーや炭酸飲料ばかりだったものを、水だけにしました。しかし我慢しているような辛さはなく、むしろ水や野菜を美味しく感じられるようになり、今の食生活をこれからも続けたいと思っています。

 ストレスについてはなかなか改善が難しいのですが、趣味の音楽に没頭する時間を多くしたり、またスポーツジムに通い始めたことで健康の維持とストレス解消を同時に行うようにしています。

 痛風は足に発症する例のほうがあまりに多いため、「足の親指以外には発症しない」と思い込んでいる方もたまに見かけますが、それは大間違いです。私のような手首にしか出ない『珍しい症例』もありますので、ぜひ参考にしてください。

[参考記事]
「足首に起きる痛風の特徴は」

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