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私の痛風の原因は肥満。合併症の尿路結石は2回経験

 

この記事は40代の男性に書いていただきました。

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 私は40代の男性ですが、痛風とは9年の付き合いになります。初めの痛風発作に襲われた時の痛さは今でも忘れません。

 その痛みは突然やってきました。その日も普段と変わらない生活でした。就寝しているとどこにもぶつけたはずのない足が激痛に襲われました。とても耐えられる痛さではありません。例えるならば自分は、骨折をしたことがないですが、どこかに激突、もしくは挟まれて骨が砕けたような痛みです。人生で初めて味わう激痛です。

 全く心当たりがなくただ時間だけが過ぎました。結局その日は寝ることができずそのまま仕事へ行きました。

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仕事に無理やり行ったが..

 仕事は大工をしています。納期が迫っていたこともあり仕事に無理やり行きましたが、働ける状態ではありません。そして現場の親方に事情を説明し、痛さに耐えながら病院へ行くことにしました。

 レントゲンを撮り、血液検査を行いましたが、その後、先生からのお話で痛風と告げられました。痛風は成人病という認識があったため、その現実を受け入れられない自分がそこにいました。

 痛風の症状は尿酸値が高くなると、足の親指の関節などが激痛に襲われます。一般的に尿酸値の基準値は7.0mg/dLまでが正常とされており、7.0を超えると高尿酸値と診断され、痛風予備軍になります。私の場合、痛みが出ているうえ、尿酸値は8.4という数字が出ていたため痛風と診断されました。治療薬としてケトブン錠100mgを1日2回服用する事になりました。それは現在でも服用中です。

私の痛風の原因は

 痛風は生活習慣病ですので、偏った食生活や間違った生活習慣が原因とされています。思い当たるとすれば、結婚してから体重が10kg以上増えました。独身時代は、一時期100kg超えた時期もあり、地道な減量で2年がかりで25kgの減量を遂げました。その状態を保っていましたが結婚後の食の変化で徐々に不摂生になり、元の体重に逆戻り。肥満になると痛風になりやすいのですが、そのような生活が続いた結果、痛風になってしまったと認識しています。

 痛風になりやすい原因の一つは食べ物にありますが、私はプリン体の多い鳥のレバー・豚レバー・牛レバー、そしてカツオが大好きでした。これを3人前くらいペロリと食べていたので、肥満になっていったわけですが、これらはさらにプリン体の多い食品でもあるので、痛風になって当たり前の食生活でした。

 食べ物だけではなく、ビールなどのアルコール類にもプリン体が含まれていますが、私はアルコールは殆ど摂取しません(アルコール自体も痛風には良くない)。ですので、私の場合、食べることが好きなので食生活の偏りが痛風の原因になっていたのだと思います。

 痛風と告げられてからは、食生活の改善を考えました。と言いましても次の日から突然とはいかないので、徐々にです。なるべく野菜を中心に摂り、大好きな青魚、レバーをなるべく我慢しました。また、合わせて適度な運動にも心がけ、散歩したりしました。結果10kgの減量を遂げ、健康な状態に戻りつつありますが、道半ば。

痛風の合併症に

 痛風に発病してから、尿路結石に襲われました。この病気も突然夜にやってきて、原因不明の腹痛になり夜間の救急へ行きました。尿検査により血液が混じっていることが分かったため、MRIで検査をしてもらったところ結石だと判明しました。その石が尿管にぶつかり擦れて出血していたようです。医師からは「尿路結石は痛風の合併症ですので、もっと食生活の管理を行ってください」と言われました。

 この尿路結石が9年間で2回ありました。どちらも小さい石だったため尿とともに排出されました。もう2度と尿路結石にしても痛風発作にしても、あの痛みを味わいたくないため、ダイエットに挑戦中です。

[参考記事]
「[痛風の合併症] 尿酸値と尿路結石は関係あるの?」

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