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痛風の薬で17名死んでいるって聞いて食生活を変えました

 

この記事は20代の男性に書いていただきました。

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 私は、21歳、大学三年生の時に痛風になりました。現在は痛みはないのですが、当時は左足の親指の付け根のところが赤く腫れて、激痛が走りました。

 最初、痛風だと分からずに、整形外科へ行ったところ、医師からは「ミネラルがたまっているのではないか」と言われました。レントゲンを撮ったのですが、特に異常は見られないとも言われました。シップをもらって帰宅しましたが、一向に良くならないので、困っていました。

 足が痛くて、大学へ通うのも、足に障害があるかのように引きずって、少しずつ歩いていました。周りからは変な歩き方をしていたので笑われてしまいましたが、本当に痛くて、大変でした。よく、通学したと思います。

 痛風の発作だと分かっていたら、学校を休んで養生したかもしれませんが、原因が不明でしたので、授業を休むわけにはいかないと思い、シップを張って通学していました。

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母からの助言

 母には「もしかしたら痛風かもしれない」と言われました。「年齢的に痛風はまだ早いだろう」と言いましたが、一応、内科を受診しました。一目見て、「痛風で間違いないです。よく我慢していましたね」と言われました。

 痛み止めが処方されたので飲むと、痛みが和らぎ、二日ほどするとまったく痛くなくなりました。痛風の薬は、発作が起きているときに飲む薬と、平常時に飲む薬に分かれています。発作が起きたときに、平常時に飲む薬を飲んでしまうと、逆効果になると、医師に言われました。

 痛風だと分かってからは、母には食事には気を付けてもらっています。痛風になる前は外食が多く、カレーやハンバーガーなどのファストフード的な食事や甘いジュースを多く摂っていましたが、痛風になった後は、白米1杯、焼いた魚1匹もしくは肉、ほうれん草のお浸し、サラダ、味噌汁という具合に変わりました。

 痛風になる前は野菜や海草類をほとんど食べていませんでしたが、痛風後には多めに摂ることを心がけています(尿酸を尿に溶けやすくするためです)。

 また、肉を食べすぎると痛風になると思ってましたが、肉類は意外とプリン体が少なく驚きました。しかし、レバー系だけはプリン体が多いので食べないように気を付けています。

 食事以外で痛風のために気を付けていることは痛風になる前は、運動は全くしなったのですが、痛風発症後は、ウォーキングをするようになりました。1日30分だけですが、ずっと続けています。

痛風の合併症も患っています

 私の痛風の合併症は、高血圧です。痛風患者は高血圧をかなりの高い確率で持っています。2つの病気に共通しているのは食生活や生活習慣の乱れです。

 食生活や生活習慣は一回乱れてしまうとなかなか元に戻すことが難しく、今でも痛風の薬は飲んでいます。今飲んでいる薬は、「アロプリノール」という薬です。100mgを2錠、朝食後、夕食後に服用しています。私はこの薬を1年ほど服用していますが、決して安全な薬ではありません。

 10年以上前になりますが、アロプリノールを飲んでいた人が6年間で17名亡くなったという見出しが新聞に載っていました。原因は腎臓の機能が障害を受けたためです。

私の痛風の原因はストレスかもしれない

 ですので、できるだけ薬に頼らず、食生活と生活習慣を変えることで痛風を予防しようと努力している途中ですが、それでも、1回目の発作以降3回起こしています。

 痛風発作が起きるときには、必ず体重が増加していました。よくよく体重が増えている原因を考えるとストレスが関わっていることに気づきました。仕事上で抱えていたストレスが大食いに駆り立てたこと。ストレス自体も痛風発作の発生に影響すると医師に言われたことがあります。私は総務課で経理を担当していたのですが、痛風発作が起こったときには、監査対応で残業が多い時期でした。

 ここ1年ほどは痛風発作はありませんが、体重が増えてくると、痛風発作まではいかないのですが、左足の親指の付け根に違和感を感じることがあります。違和感を感じると、これはやばいぞ、と思って、食事に気を付けるようにしています。

 そして足に違和感を感じたときには、運動はあえてストップしています。かえって足を酷使すると、痛風発作が起こってしまいそうになるからです。痛風発作には、やはり食事療法が一番効果的で、無理がないと思っています。

[参考記事]
「なぜ痛風になると高血圧になりやすいの?」

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