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痛風の人はビール酵母を食べてはダメ。プリン体が多すぎます

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 ビールを作るときに使われるビール酵母は、昔から健康に良いと注目されてきました。しかし、このビール酵母は、意外とプリン体の多い食品に該当するのです。結論から言うと痛風の人にとってはNGな食品に該当します。

ビール酵母って何?

 ビール酵母は、ビールを作るために必ず必要な菌類です。ビールを作るときの製造工程を簡単に説明しますと、大麦に水と空気を与えることで発芽させ、それを乾燥させて麦芽を作ります。この麦芽を粉にして水やコーンスターチなどの他の材料とともに煮ると麦汁になります。この麦汁にビール酵母を入れると、ビール酵母は麦汁の糖分をアルコールと炭酸ガスにします。酵母は、発酵を終えると沈殿し、上澄みはビールになります。この発酵を終えた酵母には、麦汁の栄養がたっぷり含まれています。

ビール酵母のプリン体

 栄養たっぷりのビール酵母ですが、懸念点はプリン体の多さになります。ビール酵母のプリン体量は、100g当たり約3000mgと相当な量になります。普通、食品100g当たり200mg以上であればプリン体が多い食品といえますが、ビール酵母は3000mg近いので、他のプリン体が多い食品と桁が違います。痛風や尿酸値が高い人はビール酵母を控えましょう。

ビール酵母はどのようにして売られているのか

 ビール酵母は、アミノ酸やビタミンが豊富で、ミネラルや食物繊維も含まれているため、粉末タイプのものをヨーグルトや豆乳などに混ぜて食べることがあります。また、サプリメントとして販売されているものは、主にタブレットやカプセルといった形になります。また、ビール酵母は栄養補給の用途の他に、胃腸が悪いときに薬として使用することもあります。

痛風があるときにはビール酵母に注意

 1日のプリン体の摂取量の基準は400mgを超えないようにすることが、日本痛風・核酸代謝学会の高尿酸血症・痛風の治療ガイドラインで推奨されていますので、痛風を起こしている人や、尿酸値が高い場合は、ビール酵母を大量に食べないようにする必要があります。

 因みに、ビール酵母を使った医薬部外品のエビオス(アサヒフードアンドヘルスケア)の添付文書を見ると、1日の用量30錠当たりプリン体は113.3mg含むと記載されています。同じメーカーで健康食品としてビール酵母粉末「ビール酵母(栄養酵母)粉末200g」が販売されていますが、栄養成分表示には、100g当たりのプリン体は1590mgと記載があります。もし1日に数十グラム粉末を料理などに使うと、それなりのプリン体量になります。痛風の人がどうしても、ビール酵母を健康のために取り入れたいときは、医療機関で相談することをお勧めします。「ビール酵母でなくても、他の食品で代用可能ですよ」と言われるは目に見えていますが。

[参考記事]
「痛風の人は核酸サプリメントに注意」

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