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痛風発作により3回救急車で運ばれた経験があります

 

この記事は40代の男性に書いていただきました。

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歴史

 2008年2月、当時私は音楽家としても活動しており、東京からコンサートを終了して寒い北海道に帰ってきました。はあ…疲れたなと思っていたら、左足がむずむずしてきました。とりあえずなんだろうと思いながら、バケツに水を入れて足を冷やしたのですが、このむずむず感は一向に治らないどころか、熱を帯びていました。

 そして翌早朝、寝ている時に突然激痛が走りました。ものすごい痛みと冷や汗が出てきて、骨折したのかと思いました。それで朝一番、すぐに近くの外科医院に行きました。しかし先生は笑って…「すみませんが、来られる病院が間違っていますよ。これは骨折でも捻挫でもなく、痛風の発作です」

 え?痛風ってこんなに痛いの??とびっくりしました。松葉杖をレンタルしましたが、病院から出て100m歩くのに何十分かかったか(笑)

 しかし、言われてみると、この時始めて自分が痛風持ちと気づいたものの、これ以前にも思い当たることはありました。私はそれまでに2回、原因不明の足痛によって救急車に運ばれていました。

 最初は2000年頃、焼肉屋でビールを飲みながら宴会をしていると、とたんに左足の中指に激痛が走り、歩けなくなり救急車で病院に運ばれましたが、原因不明という事で鎮痛剤を飲んで翌日帰りました。このときは、疲労が重なっており、カイロの先生に足の施術をしてもらっていたので、それが原因かと思いました。

 2回目は2005年頃、やはり飲食をした後の深夜に右の足首に激痛が走り、アキレス腱が異常に熱を持っており、それで慌てて救急車で病院に行きました。しかし同じく原因不明という診断で鎮痛剤を打たれ、松葉杖をつきながら帰りました。

 そして、3回目の発作である2008年の段階で悟ったのです。「疲労や暴飲暴食が重なった後、過去に何回も痛みが出ていたのだな。もしかして痛風かも」と。それで尿酸値を検査すると、なんと9.8!!!

 医師にはもう毎日いつ痛風が出るか分かりませんよと言われました。それにしても、2回も救急車で運ばれたのに一度も痛風だと言ってくれる医師がいなかったのが不思議です。

再発

 この後も痛風は何度か出ましたが、2015年5月に最大の発作が起こりました。一週間後に仕事と研修でフランスとイギリスに行かなければならず、その準備をしていた時、突然、左足の甲が腫れました。しかし、「これは痛風ではないな」と思いました。というのも当時尿酸値は7.1まで下がっており、一時期よりその危険性が去っていたと思われたからです。痛みもむずむずするものの、激痛はなかったのです。

 知り合いのスポーツクリニックに行きました。レントゲン撮影すると、はっきりしないがおそらく足の甲の腱が損傷したのではと言われ、テーピングをして一時的には治ったかと思いました。しかしその夜から激痛が走り、熱が39度を超え、今までよりも痛みが激しく、これはおかしいと思いました。

 この時も「痛風ではない。絶対何か骨や筋の損傷が起こっている」と思いました。しかし、救急車で救急病院に運ばれたのは、海外に行く前日(これで救急車は3回目)。今回も原因不明でしたが、病院の病室で鎮痛剤を打たれると、「あれ足が動く」。結局検査の結果、また痛風だったのです。このあとも痛風は、数ヶ月に一度襲ってきましたが、対策できるようになってきました。

トリガー

 尿酸値が7以上ある状態では、あるトリガーによって何時でも痛風が出てくる事が分かるようになりました。経験上、食生活で特にアルコールを多く飲むことは痛風のリスクである事は分かってきましたが、そうでない場合も出る時があります。私の場合は疲労がトリガーになっていると判断しています。5連勤を3回繰り返すと、かなりの確率で痛風の発作が出るのです。

 特に私は2012年から2016年暮れまで、航空会社の苦情相談係という最もヘビーな案件担当であり、それによる身体や心理的疲労が原因かもしれません。

 一番酷かったのは2016年1月から2月までの1か月という最長期間の痛風発作です(2016年12月の直近の検査では、尿酸値が7を超えていました)。この時には足の指に出た後、足首に移行しましたが、この時はもうすっかり「痛風のプロ」になっていました(笑)水分を多く摂り、症状が激しくなる前に会社を休む事により、発作期間は長いものの、激烈な症状の発症は回避できました。そして、万が一のため、痛み止めのロキソニンは常に持っています。

予兆

 痛風は、すぐには激烈な症状となっては出ません。まずむずむず感が出て来たり、リンパが圧迫される感じがします。この段階で、相当多くの水分を摂り(たいてい夜中です)安静にしていると去る、あるいは激烈な症状になりにくい事が多いと経験上判明しました。

 リンパの事でいいますと、やはり座っている事が多いからか、何度か膝や足首にリンパ液が溜まり動かせなくなり、病院でいわゆる「水を抜く」事をした事がありますが、これももしかしたら放置すると痛風になるのかも知れません。このリンパが溜まる事は、私は痛風の前段階ではないかと捉えています。

食生活の改善

 英語ガイドの仕事がメインとなり座り仕事が減ったので、目だった痛風発作は出なくなっていますが、これを機会に食事を改めようと考えました。

 私は高血圧や糖尿にも注意が必要ですので、痛風も含めてほぼ負担がなさそうな、野菜やこんにゃくを増やしました。また、白米は痛風には大きな問題はなくとも糖尿を回避する意味でも出来るだけ避けるようにしました。2017年の2月だけで、食事を変えることによって6キロやせました。おかげで毎年2月に起こっていた発作は起こっていません。

 やはりビールは危険だと思います。特にテイストに自信のあるクラフトビール系は。私は最近サイダー(シードル=リンゴ酒)に変えています。実は週末、2本だけビールを飲みましたところ、現在右の足の甲が赤く腫れ始めています。あわててストップし、水を飲み、ロキソニンの常備を確認したところです。

 数ヵ月後にはまた尿酸値の検査に行こうと思いますが、なんとか7未満にしたいなと思っております。

[参考記事]
「痛風とアルコールの関係」

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