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痛風にお風呂やサウナは良い悪い?

 

 お風呂で温まったり、サウナで汗を流すことは痛風に良い事なのでしょうか、それとも悪いことなのでしょうか。血行が良くなるので、体に良いイメージもありますが、痛風に関しては効果的といえるのでしょうか。

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◆ 痛風の原因、尿酸の排泄は尿から

 痛風は、尿酸が体の中に多いことから起こりますが、私たちの体の中の尿酸はどのように体外に出されるのでしょうか。

 尿酸は、主に尿から体外に排泄されます。汗や便からも尿酸を体外に排泄しているのですが、尿酸の4分の3は尿からの排泄になります。健康な人では、尿酸を約1200mg体内に一定に保っています。普通、余分な尿酸は排出しながら、常に体の中の尿酸量を一定に保ちます。

 しかし、尿酸が過剰に作られたり、うまく排泄できないと、体の中の尿酸がだんだん増えて、高尿酸血症になってしまうのです。

◆ お風呂やサウナは尿酸値を上げる可能性がある

 汗からも、多少尿酸は排泄されるので、お風呂やサウナに入るのは、良い事なのでは?と思われるかもしれませんが、尿酸の大部分の排泄経路は尿になります。汗をかきすぎると体の水分がなくなるので、体内の尿酸の濃度が上がり、結果として尿酸値は高くなります。すると痛風をまだ起こしていなくても、尿酸値が上がることにより、尿酸の結晶化が進んでしまう可能性がありますので、その後、痛風を引き起こすことも考えられます。

 また、体の水分がなくなるのですから、当然ながら尿の量も減ります。尿酸は尿からの排泄が割合として多いのに、尿が出ないのはあまり良い事ではありません。

 すでに関節に痛風発作を起こしている人は、患部を温めるよりは、痛みを軽減させるために冷やす方が効果的です。毎日体はきれいにしたいものですが、痛風がすでに起こっている場合はシャワーのみが良いでしょう。

 痛風による痛みがない場合、血行が良くなることは腎血管を広げ、利尿効果がありますのでお風呂につかっても大丈夫ですが、激しく汗をかくサウナは避けることをお勧めします。もちろん、お風呂につかった後は、しっかり水分補給をしましょう。

◆ 尿路管理をする

 お風呂や日常の生活で汗をかいたあとは特に、水分が体からなくなり、尿が出にくくなりますので、水分補給は大切になります。1日に2リットル以上の水分を摂ったり、食事療法で尿の酸性化を防ぐことを尿路管理といいますが、尿酸を排泄させるために大切な管理となります(尿の酸性化を防ぐために野菜や海藻を食べましょう)。

 このとき注意するのは、飲むものは水やお茶にして、糖分やアルコールを含む飲み物は避けてください。痛風の患者さんは、肥満になっている場合も多く、ジュースなどの糖分がある飲み物は肥満の改善に良くないですし、アルコールは尿酸値を上昇させるので、単純に水かお茶の摂取にしましょう。

[参考記事]
痛風と食事の関係

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